2020.08.02

The First 20 Hours: How to Learn Anything ... Fast


The First 20 Hours: How to Learn Anything ... Fast
(63,365語 YL:7.0)

新しいスキルを「そこそこ」身につけるためには、20時間の練習で充分と説くHow-to本。もちろん闇雲に実践するだけではダメなので、「20時間での到達ゴールを定める」「スキルを分解して習得する」などの戦略が述べられています。

ヨガやプログラミングなど、実際に著者が挑戦して20時間でどれだけ到達したかという事例も載っています。最初の40ページだけ読んで、後は興味のある分野の事例だけ読んでも楽しめると思います。

何か新しいことを始めるのに一番大きな障壁は「メンタル」ということらしいので、何かやりたいことがあったら、とりあえず20時間限定でもいいので、今日からスパっと始めてみるというのが、一番のコツのようですね。

評価:★★★

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2020.07.24

The School for Good and Evil


The School for Good and Evil
(119,625語 YL:8.0)

Sophieはプリンセスになることを夢見る女の子。彼女は内気で暗い友達のAgathaとともに、何者かお伽噺の世界に連れ去られる。そこでAgathaはシンデレラなどのお伽噺の主人公が通ったという「善」の学校に入れられ、Sohpieは逆に悪役達の学校に入れられてしまう。何とかAgathaと立場を入れ替えようとするSophieだったが…。

The School for Good and Evilシリーズの第1巻です。ファンタジーの学校というと、ハリーポッターをはじめ多くの物語がありますが、この作品では、SophieとAgathaという二人の主人公の女の子の対比を軸にすることで独自性を出していますね。自分のことばかりで周りを省みないSophieが、周囲に思いやりをもって行動をするAgathaに嫉妬するという構図が主ですが、夢や希望、憎悪や嫉妬、愛と裏切りなど、様々な感情がぐるぐると渦巻く人間ドラマが楽しめる作品です。

評価:★★★★

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2020.07.11

Sometimes I Lie


Sometimes I Lie
(83,085語 YL:7.0)

事故で入院中のAmber。体は動かせないが意識はあり、人の声は聞こえる。彼女の病室を訪れるのは夫、妹、両親、そしてある男…。そして時間が経つにつれ、事故の記憶が蘇ってくる…。

一人の女性の交通事故から、過去の出来事があぶり出されていくサスペンスです。事故後の入院時、事故前の出来事、そして子供の頃の日記の3つの時間軸が交錯しながらストーリーが進みます。物語の前半と後半で、視点がガラッと変わる仕掛けが仕組まれているのが面白いです。良い意味で、読者を騙してくれる作品です。

評価:★★★★

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2020.06.25

Green Requiem


Green Requiem
(19,000語 YL:4.0)
大学助手の信彦がカフェで出会った女性、明日香。彼女は、信彦が子供の頃、山の中で出会った緑色の髪の女の子にそっくりだった。次第に惹かれていく二人。しかし明日香の髪には秘密があった…。

新井素子著のSFラブストーリー「グリーン・レクイエム」の英訳版です。切ない恋愛とSFテイストのミックスが絶妙です。ショパンを聴きながら読みたくなる一冊。

評価:★★★★

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2020.06.20

The Life We Bury


The Life We Bury
(72,935語 YL:8.0)

大学生のJoeが与えられた宿題は「知らない人にインタビューをして、その人の人生を短くまとめる」というものだった。彼が対象として選んだのはCarlという男性。Carlは過去に殺人犯として有罪判決を受け、癌で余命短い身を療養所で暮らしていた。しかし、インタビューが進むにつれ、意外な過去が次々と明らかになる…。

1人の殺人犯の人生を巡るサスペンスです。Carlや関係者の証言が、Joeをどんどん思わぬ方向に導いていきます。Joeが事件の真相を突き止めるのが先か、それともCarlの命が尽きるのが先か、スリリングでスピード感のある展開は、読みごたえがあります。

評価:★★★★

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2020.06.07

Death's End (The Remembrance of Earth's Past trilogy, Book 3)


The The Dark Forest
(253,895語 YL:9.0)

膠着状態にあった地球人と三体星人。しかしついに三体星人の地球侵略が始まった。追い詰められる地球人達。起死回生の手段はあるのか。地球と宇宙の運命の行く末は…?

「三体」三部作の完結編です。「地球人対三体星人」というこれまでの構図を大きく覆す程のスケールアップで物語が進みます。我々の持つ常識的な物理法則の域を超えたストーリーは、SFというよりはむしろファンタジーに近いようにも見えます。時空を超えた、かつてない程の壮大さで繰り広げられる物語を紡ぎ出した、作者の物理科学の知識と無限の想像力には脱帽と言うしかありません。

評価:★★★★

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2020.05.10

The Dark Forest (The Remembrance of Earth's Past Trilogy, Book 2)


The Dark Forest
(196,620語 YL:9.0)

400年後に、宇宙人が地球を侵略しにやってくる。地球人は対策を立てようとするが、地球人の行動は全部宇宙人に筒抜けだった。隠せるのは頭の中にあるアイディアだけ。そこで地球人が取った作戦は…?

「三体」三部作の第二作です。前作からさらにスケールアップして、時間的にも空間的にも物語が広がっていきます。宇宙人迎撃の様々なアイディアと、それを阻止するための組織の頭脳合戦は非常に読みごたえがあります。宇宙開発などのSF要素も満載ですが、終末の日を目の前にして、戦ったり逃げたり、悩んだり絶望したりする人々の人間ドラマの描写も見事です。

評価:★★★★

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2020.05.03

Scribdで調べた英単語の日本語訳をAnki用に自動保存するショートカット

以前、Ankiの神様と呼ばれるサシシさん(@sashishi_EN)が、iOS用に内蔵辞書で調べた英単語の意味を自動的に保存する拡張機能を作られていました。


 






 


自分もこの機能が欲しかったので、真似をしてScribd用の機能を作ってみました。車輪の再発明万歳!(笑)


 


動作としては以下のような感じです。まずiPad上のScribdで調べたい英単語を選択してshare。次にshareの対象を自作したワークフロー(Anki-dict)に指定。ワークフローが実行されると、iPad上では選択した英単語の意味が表示され、Dropbox上の指定したテキストファイルには、英単語と日本語訳がセミコロン(;)区切りで自動保存されます(Ankiでそのままインポートできる形式)。



ワークフローの定義はこんな感じ。


Ankidict


 


それぞれのステップでは以下のような動作をしています。



  1. 選択されたテキスト情報を取得。

  2. Scribdの場合は、テキストの中のダブルクォーテーション(")内に調べたい単語が含まれるので、ダブルクォーテーションに囲まれた文字列を抽出。

  3. 文字列からアルファベット部分のみを抽出(ダブルクォーテーションを削除)。

  4. 抽出した単語を変数wordに代入。

  5. 抽出した単語(変数wordの値)を内蔵辞書で検索して表示。

  6. 抽出した英単語をMicrosoft Cognitive Serviceで日本語に翻訳。(内蔵辞書の情報はテキストとして抽出できないので)

  7. 英単語とその翻訳結果をセミコロン(;)で結合したテキストを生成。

  8. 生成したテキストをDropboxの指定したテキストに追記。


これでScribdによる洋書読書とボキャビル強化が並行できそうです。素晴らしいアイディアを下さったサシシさん、ありがとうございます!


 

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2020.04.16

The Three-Body Problem (The Remembrance of Earth's Past trilogy, Book 1)


The Three-Body Problem
(127,165語 YL:9.0)

ナノマテリアル研究者Wangの写真に写りこむ謎のカウントダウン。次々と自殺する物理学者たち。そして「三体」という名の謎めいたバーチャルゲーム。数々の不可思議な出来事は、人類の運命を左右する陰謀が隠されていた…。

「地球往事」三部作の第一作です。舞台が中国ということで、日本や欧米を舞台とした作品とは雰囲気が全然違いますね。超弦理論や宇宙物理学、コンピュータアーキテクチャやバーチャルリアリティなど、様々なSF要素が盛りだくさんで、壮大なスケールのSF作品です。プロットについても、様々な立場の人達の思惑が複雑に絡み合って、先の読めない展開が続きます。続きが気になる作品ですね。

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2020.03.28

Red Queen (The Chronicles of Alice, Book 2)


Red Queen
(75,110語 YL:8.0)

AliceとHatcherは、東の国へ売られていったHatcherの娘を探す旅に出る。2人は森の中ではぐれてしまい、Aliceはある村にたどり着く。そこの村では、山頂の城に住む女王に子供を差し出しているという。Aliceはその女王のもとへと向かうが…。

The Chronicles of Aliceの第2巻です。「不思議の国のアリス」をモチーフにしているシリーズですが、ストーリーには原作の要素はほとんど無いですね。相変わらずダークな雰囲気ですが、展開が荒唐無稽なところは原作にちょっと似てるかも。

評価:★★★

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