Decline and Fall
(Oxford Bookworms Library: Stage 6)
OxfordにいたPaulは、突然Oxfordを追われ、私立の男子校で先生をすることになる。しかし、そこには一筋縄ではいかない連中がたくさんいた…。
この本の背表紙の説明には「この話に書かれている1920年代のイギリス社会に関するブラックユーモアは、現代においても新鮮である」と書かれていますが、僕にはどこが笑うところなのかさっぱり分かりませんでした。例えば、運動会で、徒競走の号令のピストルに実弾が入っていて、「ヨーイ、ドン」の合図の時にそのピストルで生徒を撃っちゃうシーンがあるのですが、ここは笑うところなんでしょうか。……笑えん。もし僕がネイティブのイギリス人と同じくらい英語を喋れるようになったとしても、この物語の面白さは一生分からないと思います。
ただ、強調しておきたいのは、僕は「この本は僕にとってつまらない本だった」と言っているだけで、この物語を楽しんで読んでいる人もおそらくたくさんいることと思います。日本人の中にも「面白かった」と言う人もいるかもしれません。
単に「お笑いの好みが僕と違った」というだけのことです。
評価:★
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