The Dead of Jericho
(Oxford Bookworms Library: Stage 5)
Morse警視は、あるパーティでちょっと魅力的な女性Anneに出会う。しかし、後日彼女の首吊り死体が発見される。果たして、これは自殺か他殺か?Morse警視の捜査が始まる…。
このMorse警視シリーズは有名で人気があるということなのですが、僕は全然知りませんでした。で、実際に読んでみると、人気が出るのもうなずけます。まず、Morse警視のキャラクターが非常にいいですね。頭は切れるんだけど「50歳を過ぎた酒と女にだらしない禿げかけたオッサン」なんて、実際にはとても魅力的とは思えませんが、Morse警視の場合は何かユーモラスで、親しみがわきます。非常に人間味あふれるキャラクターですね。相棒のLewis巡査とのやりとりもgoodです。
ストーリー中には適度にヒントがちりばめられており、しっかり読めばある程度真相が分かるようになっており、ミステリ作品としても、非常にフェアな作りになっていると思います。まさに正統派ミステリの王道という感じです。「洋書で本格ミステリを読みたい!」と思っている人への入門用として、間違いなくお薦めの1冊です。
評価:★★★★
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