Winnie-The-Pooh
ご存知、「くまのプーさん」です。この本を読む直前には"1st to Die"を読んでいたのですが、「猟奇連続殺人サスペンスの後に「くまのプーさん」かよ」というツッコミが聞こえてきそうですが…。
で、プーさんはボケかツッコミかと言われると、完全に「ボケまくり」です。でも、ボケた後に自分でセルフツッコミを入れるあたり、なかなかやるなぁ、と思います。「あかんがな!自分でハチミツ全部食べてしもうたがなぁ!」とか言って(プーさんは関西弁じゃないか…)。僕は自分が非常にドン臭い部類に入るので、他人の失敗を見てもあんまり笑えないのですが、プーさんの場合はオチが分かっていても、何だかちょっと可笑しくなるところがあります。こういうのがキャラクターの「味」なのでしょうか。
英語に関しては、意外にもちょっと骨があったように思います。キャラクターの何気ないやりとりのニュアンスが分からないようなところも少しありました。語彙に関しても、意外に難しい単語なども出てきたように思います。でも、挿絵がたくさんあり、そこから類推できることも多々あったので、ストーリーの流れ自体は充分つかめたように思います。
評価:★★★★
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