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2005.05.13

The Bad Beginning
(A Series of Unfortunate Events)

The Bad Beginning (Series of Unfortunate Events)
The Bad Beginning

Baudelaire家には、聡明で可愛らしい3人の子供がいました。発明好きな長女Violet、読書好きな長男Klaus、そして物をかじるのが大好きな赤ん坊の次女Sunnyです。ある日、彼らが浜辺で遊んでいると、大変な知らせが飛び込んできました。「君達の家が家事で全焼し、お父さんとお母さんは亡くなった…。」親を失った3人は、遠い親戚であるOraf伯爵の家に預けられます。しかし、Baudelaire家の莫大な遺産を狙うOlaf伯爵の手によって、次々に不幸な出来事が起こるのです…。

この物語は、人気のある物語だそうですが、最初は読む気は全くありませんでした。「不幸が次々に降りかかってくる物語」なんて、読んでいて気分が沈んできそうだと思ったからです。しかし、たまたま乗った国際線の飛行機の中で、この話の映画版「世にも不幸せな物語」をやっていました。しかも、主演は僕の大好きなジム・キャリーだったので見てみたところ、すごーく面白かったのです。で、原作も読んでみることにしました。

映画では、ジム・キャリーがまさに「やりたい放題モード炸裂」でOlaf伯爵を怪演しています。この伯爵はあの手この手で遺産を狙う極悪人なのですが、ジム・キャリーの演技があまりにユーモラスなので、子供達が窮地に追い込まれているシーンでもついつい笑ってしまうこともありました。「こんなキモチ悪いヤツが保護者なんて嫌あああぁぁぁ(笑)」という感じです。その他では(本当はこっちが主役なんだけど)3人の子供達もみんなかわいいし、非常に独特の雰囲気のある映画に仕上がっていると思います。

で、原作を読んでみると、その文体が面白いですね。物語の登場人物ではない作者が、ストーリーテラーとして読者に語りかけるという形式になっています。ストーリー的には、映画よりも不幸度が高いような気がしますが、それでも、僕の中ではOlaf伯爵はジム・キャリーになってしまっているので(笑)、個人的にはユーモラス度アップです。また、どんなに不幸が襲ってきても、どんなに窮地に立たされても決してあきらめずに活路を見出そうとする3人の子供達は、読んでいてやっぱり応援したくなりますね。

「原作を読もうかと思うけど、面白いのかなぁ?」と思っている人には、とりあえず映画を先に観ることをお薦め致します。逆に、原作を読んだ人にとっては、映画はきっと満足のいく出来になっていると思います。あと、オーディオブック版もあるそうです(sumisumiさんレビューされています)。

評価:★★★★

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