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2005.05.31

The Reptile Room
(A Series of Unfortunate Events)

The Reptile Room (Series of Unfortunate Events)
The Reptile Room

火事で両親を失ったBaudelaire家の子供達は、爬虫類学者のMonty叔父さんの家に引き取られます。優しくて賢いMonty叔父さんと、見たこともない珍しい爬虫類に囲まれて、子供達は安息の日々を得たかのように見えました。しかし、それも長くは続きませんでした。子供達に残された遺産を狙って、また"あの男"が3人の前に現れたのです…。

"The Bad Beginning"に続くA Series of Unfortunate Eventsの第2巻です。第1巻のでもそうでしたが、この本でも裏表紙をはじめ、本文の至る所に「ここから先に不幸なことが起こるぞ。読まないほうがいいぞ。今ならまだ間に合うぞ」みたいなことが何度も書かれています。「読むな」と言われて読むのをやめるような人はそもそもこの本を読み始めないだろうし、この「読むな読むな攻撃」は、続きを読みたくさせるための非常に効果的なスパイスになっていると思います。

また「読むな読むな攻撃」以外にも、随所に言葉遊び的な表現が盛り込まれており、不幸な物語のはずなのに、何だか楽しい童話でも読んでいるような気になってしまいます。作者はきっと、不幸なことよりも楽しいことが大好きな、でもちょっとひねくれた人なんだろうなぁ、と想像しています。

このシリーズは本の装丁もユニークです。背表紙の反対側を見ると、本文が書いてある紙の束が見えますが、それがわざと不揃いになっていて、なんだか非常に雰囲気のある作りになっています。1巻~3巻のセットも出ているので、映画を見て気に入った人は購入して損は無いと思います。僕もこのセットを買いました。

あ、書評なのにストーリーに全然触れてないや。ま、いいか。

評価:★★★★

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