Who Moved My Cheese?
日本でもベストセラーになり話題になった「チーズはどこに消えた?」です。
一言で言うと「世の中は変わり続けている。だから、過去の成功体験を捨てて新しいことにチャレンジしたときに失敗することを恐れるあまり、その場に留まってしまうよりも、変化に素早く対応して、それを楽しんだ方が幸せになれるよ」というお話だと思います。そして、我々が追い求める目標や幸せを「チーズ」に、そしてそこへたどり着くまでの過程を「迷路」に例えて、主張を非常にシンプルに分かりやすく表現しています。
"There's a Boy in the Girls' Bathroom"もそうだと思うのですが、この作品のように「チャレンジすることにちょっと臆病になっている人達の背中をポンと押して、前に進む勇気を与えてくれるような物語」は結構好きです。特に、以下の一言は、多くの人が物事を決断するときに、どうすべきかを判断するための大きなヒントになるような気がします。
"What would you do if you weren't afraid?"
英語も簡単だし、話が短いので、中学卒業程度の英語力があれば読破できると思います。
評価:★★★★
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