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2005.12.03

Stargirl

洋書
Stargirl

主人公Leoの通うMica Area高校は、厳格で退屈な場所だった。ある日、そこへ風変わりな転校生がやってきた。その名も"Stargirl"。誕生日を迎えた人がいたら、ランチタイムにその人の側でウクレレをかき鳴らしながら「ハッピーバースデー」を歌ったり、チアリーダーとして応援するときに、敵チームが得点しても喜んだり、彼女の行動は突拍子もないものばかりだった。しかし、彼女の奇妙な行動は次第に周りの人々に活気を与え、彼女は一躍有名人になる。そんな彼女に次第に魅かれていくLeoだったが、彼女はあまりに他の人とは違っていたため、周りの人から避けられるようになってしまう…。

なんだか、とても不思議な雰囲気の作品です。いろんな要素がたくさん入っていて、この作品の魅力を端的に表す言葉がなかなか見つからない…。うーん、自分の文才の無さを呪うばかりじゃ。

「一見個性的なようで、実は周りの人々のことを平等に思いやることのできる、エゴのないStargirl」と「自分達とは異なる性質、異なるグループに属する人々には同調できないその他大勢」の対決というのが、物語の基本路線だと思います。で、Stargirlに同調してくれる人はほとんどいないのですが、彼女には「そんなに周りに気を使わなくても、もっともっと自分らしくしてもいいじゃない!」と声をかけて応援したくなります。

また、LeoがStargirlを想う気持ちなんかも、切ないものがあります。非常に陳腐な表現で申し訳ありませんが「青春の淡い1ページの物語」という感じがします(あぁ、ここにも文才の無さが炸裂してるなぁ)。読んでる間には、とうの昔に直ったはず古傷をチクチクといじくられているような…、そんな気持ちになってしまいました。高校生の物語を読んでこういう感想が出てくるということは、僕も既に立派な「オッサン」になった証拠でしょうか(笑)。

評価:★★★★★

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