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2006.02.04

Stellaluna

洋書
Stellaluna

赤ちゃんコウモリのStellalunaは、ある日母親と離ればなれになって、鳥の巣に落っこちてしまいます。彼女は生きていくために、周りの鳥と同じように振る舞います。昼に起き、夜に寝て、虫を食べます。そして、絶対に逆さまにぶら下がったりしなかったのですが…。

鳥とコウモリという、微妙な関係の両者を持ってきて「似ていること」や「違うこと」ってどうゆうことかということを語るというのは、なかなか面白いと思います。また、同じものを違う視点から見ると、全く逆のものに見えてしまうという点もなかなか面白いですね。例えば、鳥が「逆さまにぶら下がっているコウモリ」を見たら「お前はどうして逆さまなんだ」ということになりますが、逆に「逆さまでないコウモリ」は「逆さまにぶら下がっている普通のコウモリ」から見たら「逆さま」なんですよね。なんだかわけの分からない文章になってしまいましたが…。

読む人によって、いろいろな感想が出てきそうで、結構「深い」絵本のように思います。

評価:★★★★

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