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2006.03.20

The Lake of Souls

洋書
The Lake of Souls

自分の"前世"を明らかにすべく、異世界へと旅立とうとするHarkat。今まで幾度と無く彼に助けられてきたDarrenは、今度は彼を助けるべく一緒に異世界へと入り込む。しかし、そこには幾多の困難が待ち受けていた…。

ダレン・シャンシリーズの第10作ですが、前作までの話とほとんどつながりがなく、まるで番外編を読んでいるようです。さらに、異世界でDarrenを待ち受ける危機というのが、あたかもピンチを演出するためにわざわざ用意された遊園地のアトラクションのように作り物じみており、まるでB級ファンタジーを読んでいるようです。「人生を賭けた運命の選択」もなければ「魅力的な新キャラクター」もあるわけではなく、全体的に面白味に欠けます。正直、200ページ以上もかけて語るような内容とは思えません。シリーズ全体の構想が完全に見えてきていないのに、「読者が次回作を待っているから」などと編集者に言われて、迫る〆切に追われる作者が適当に「つなぎの話」を作り上げたのではないかと疑ってしまうくらいです。

あえて辛辣な表現をすると、今まで読んだDarren Shanシリーズの中で、一番の「駄作」だと思います。ですが、このダレン・シャンシリーズが僕のお気に入りであることには変わりは無いので、今度はいい意味で「期待が裏切られる」ことを願いつつ、次回作を読もうと思います。

評価:★★

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