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2006.04.25

The Adventures of Captain Underpants

An Epic Novel (Captain Underpants)
The Adventures of Captain Underpants

いたずら好きな小学生のGeorgeとHarold。彼らの描いたおバカなマンガの主人公「キャプテン・アンダーパンツ」はパンツ一丁の正義の味方。だけどある日、キャプテン・アンダーパンツが本当に現れちゃった!?どんな悪事も許さない、正義と真実のスーパーヒーロー・キャプテン・アンダーパンツの戦いが今、始まる!!

まさに「小学生レベル」炸裂のバカバカしさ満載ストーリーです。「しょーもなー」とか言いながら何も考えずにサクサク楽しんで読んでいけます。個人的には、アンダーパンツの宿敵(?)、Dr.Diaperがいい味出してると思います。

唯一の欠点は「サラリーマンが通勤電車の中で読むにはちょっと恥ずかしい」ことですね(笑)。

タラララ~♪

評価:★★★★

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2006.04.23

Lord of the Shadows

洋書
Lord of the Shadows

Darrenは、Cirque du Freakの仲間と共に、故郷の町に戻ってきた。そこでは、運命の再会、そして宿敵との対決が待ち受けていた…。

ダレン・シャンシリーズ第11巻です。前作よりは楽しめたのですが、それでもちょっと消化不良の感は否めませんでした。何か、作者が結末を無理矢理引き伸ばしているような、そんな展開のような気がします。「四の五の言ってないで、さっさと決着を着けろよ」と言いたくなります。

個人的には、作者が数多くの魅力的な登場人物をバッタバッタと殺してしまったのがここへきてツケになっているような気がします。数少ない生き残っている人物だけでストーリーが進んでいくと、どうしても展開がシュリンクしているような気がしてなりません。かと言って、ドラゴンボールみたいに「死んだヤツがサクッと生き返ったり、倒した敵が仲間になって、仲間がどんどん増殖していく」という展開になっても困りものですが…。

ダレン・シャンシリーズは大好きではあるのですが、今の気持ちは「これで結末がショボかったら承知しねぇぞコラ。頼むから「3作目までが一番面白かった」などと言わせないでくれぇ。」という感じでしょうか(笑)。

評価:★★★

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2006.04.19

TEA with MILK

洋書
TEA with MILK

サンフランシスコで育ったマサコは、両親と共に日本に戻ることになる。しかし、彼女はクラスメートから「ガイジン」と呼ばれ、着物やお華、お茶のお稽古などの風習にカルチャーギャップを感じ、とうとう家を出てしまう。彼女の居場所は日本にあるのだろうか?

作者(Allen Say)の母親のことを描いた物語だそうです。日本人の両親を持つマサコが、サンフランシスコから日本に来てカルチャーギャップを感じるという構造が面白いですね。アメリカ人のメンタリティと日本人の容姿を持つ彼女は、最初は疎外感や「ここは自分のいるべき場所ではない」という気持ちがいっぱいなのですが、最終的にはその特性を生かした居場所を見つけるという展開もグッドです。

表紙の絵からもわかるように、絵柄は写真のように緻密で、なかなかに大人の味わいがする絵本です。

評価:★★★

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2006.04.18

ミステリではじめる英語100万語

本
ミステリではじめる英語100万語

ワガハイは最近、「ミステリではじめる英語100万語」という本を購入したのじゃ。この本をパラパラとめくっているうちに、この本が非常にケシカラン本であることに気づいたのじゃ。理由も無く批判をするのは公正でないので、この本がいかにケシカランかを以下に克明に記すことにするのじゃ。

1. あらゆるレベルのミステリを網羅しているのがイカン!

この本には、千数百語程度の非常に簡単なものから、10万語をゆうに超えるものまで、あらゆる難易度の洋書ミステリが多数紹介されているのじゃ!なので、ミステリ好きなら自分が読めそうな本が必ずたくさん見つかるので、それらを読んでいると、きっと和製ミステリを楽しむ時間が無くなってしまうのじゃ!これでは日本のミステリ作家さんたちに非常に申し訳ないのじゃ!

2. シリーズ物が多数掲載されているのがイカン!

紹介されている洋書のほとんどが「シリーズもの」であるため、一度お気に入りのシリーズを見つけたら最後、一時の幸せな読書の時間と引き換えに、そなたの小遣いは全てAmazonに直行し、財布はますます軽くなり、部屋は本で埋め尽くされて生活が困難になるであろう!

3.「原寸大活字見本」がイカン!

この本には「原寸大活字見本」というものがあり、紹介している本に載っている活字をそのまま見本として掲載しているのじゃ。読みやすさレベルが低めの本の活字はすごく大きく、それを見るだけで英語が苦手な人でも直感的に「あ、こんな大きな字で簡単な文章ならオレでも読めるかも」と思ってしまうように工夫されているのじゃ!そのような策略にはまり、日本人が洋書への苦手意識を無くしてしまっては、皆がますます洋書の楽しさを発見し、洋書ばかりを読むようになり、日本語の衰退を招くであろう!まことにケシカラン!

いかがかな?ワガハイの主張が分かって頂けたであろうか?この本は、ミステリ好きを洋書漬けにする非常にキケンな本なのじゃ。買ってはいけないのじゃ(A series of unfortunate eventsみたいじゃな)。でも、ワガハイはとりあえずNancy Drew Mysteryシリーズから読むことに決めたのじゃ(笑)。

評価:★★★★★

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2006.04.17

The Vile Village

洋書
The Vile Village

Baudelaire家の3きょうだいは、カラスがたくさん住む奇妙な村で生活することになった。その村では、おかしな議会がたくさんのルールを作り、村を支配していた。そこで彼らは行方不明の親友の居場所を突き止めるべく知恵を絞るが…。

A Series of Unfortunate Eventsの第7巻です。出張帰りの飛行機の中でイッキ読みしました。この物語を読んでわかったのですが、第1巻でBaudelaire 3兄弟の最初の災難が始まってから、話の中ではまだ1年も経っていなかったのですね。あまり季節や時間の経過を感じさせない物語なので、全然気がつきませんでした。それにしても、1年という短い間にこんなにも多くの災難が降りかかるとは…。Olaf伯爵のしつこさに脱帽です。

この物語でも、また「物語の全容を包む謎の断片」を小出しにするという、いい意味で読者を非常にイライラさせる手法が取られています。1作ずつ読み進めるうちに、謎が解けていきそうで、かえって謎が深まって…。作者は、Olaf伯爵なんか足元にも及ばないような、非常に優れた「策士」であると思います。

評価:★★★★

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日常生活復帰

というわけで、アメリカから帰ってきました。まだ時差ぼけの影響が残っているため、朝4時起床(笑)。

今日から会社での仕事に戻るのですが、さすがに2週間も会社を留守にすると、

スムーズに通常業務に戻れるのだろうか

とか

自分の席は残っているんだろうか

とか

自分は2週間会社を留守にしても、誰も困らない存在なんだろうか

など、いろんな不安が頭をよぎりますね。

とりあえず、今日からまた日本語で生活し、通勤時間に洋書を読む日々が始まります。

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2006.04.13

仕事終了

出張中の仕事の全日程が終了し、明日は日本に戻る日です。さすがにこれだけ長い間ホテル暮らしをしたのは初めてなので、少々疲れてきたのもあります。でも、帰ったら帰ったでどっさりとたまっているであろう雑用をこなさなくてはならないと思うので、週末をちょっとのんびり過ごしたら、すぐ日常生活に戻れるよう頑張らねば。

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近くのショッピングモールをのぞいたら、本屋に上のような看板が立っていたので、ちょっとぐらっときましたが、「海外まで来てマンガを買っていくのもなぁ…」と思いとどまりました。その代わり、"Captain Underpants"を買ってしまったので、あまり変わらないのかもしれませんが(笑)。

さあて、荷作り開始だ。

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2006.04.12

プレゼン終了

というわけで、出張中の最大の仕事である英語プレゼンが終了しました。プレゼン自体はなんとかこなせたと思うのですが、プレゼンの後の質疑応答がなかなか難しいですね。こればっかりはなかなか練習できませんし、「想定質問集」とか作っても、それに載ってない予想外のことしか聞かれませんから。でもまあ、終わってしまえば肩の荷も下りて、ちょっと楽な気分にはなりましたが。

あと、全然関係ないのですが、こっちではいろいろ英語が通じにくくて苦労したこともたくさんありました。例えば、

「いつ日本に帰るの?」と聞かれて、

「木曜日に出発する」と答えたら、

「ああそう。じゃあ、金曜日までここで何してるの?」と聞かれました。

そこで、自分が発音した"Thursday"が、相手に"Saturday"と聞こえているのに気づくまで、しばらく時間がかかりました。

しばしば「英語なんて、日本語訛りで発音しても、相手に通じればそれで全然オッケーだよ」などと言われることもありますが、さすがに相手に間違って通じてしまうのは問題ですね。とは言っても、やっぱり「発音」だけはなかなか矯正するのは難しいですしねぇ…。

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2006.04.11

グランドキャニオンへGO!

というわけで、米国はアリゾナ州フェニックスに到着しました。昨日は1日オフになったので、グランドキャニオン・ツアーに参加してみることにしました。

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2006.04.09

ぶらり途中下車の旅

バンクーバー最後の日。午後から時間が空いたので、2階建バスに乗って、ダウンタウンを一周することにしました。

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大人1人34カナダドルで、1周1時間半の道のりを自由に乗り降りできます。

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2006.04.07

高い建物にはとりあえず登ってみよう

仕事が終わってちょっと時間があったので、The Vancouver Lookoutという建物に入ってみました。

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上から眺めるバンクーバーの町はすごいですね!海のすぐ近くに、東京都心も真っ青になるくらいのビル群がそびえ立っています。

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またそのビルの谷間に、歴史を感じさせる教会などの建物もいくつもあります。非常に様々な要素を含む都市ですね。何だか、ブレードランナーのようなサイバー映画の世界にすいこまれたような気分になりました。

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2006.04.05

わびしい夕食

バンクーバーのダウンタウンを歩いていると、日本語やハングルの看板も結構あるし、時々日本語の会話も耳にします。そんな感じの街中に結構たくさんあるのが"Sushi"の看板です。せっかくなので、Sushiのお店で夕食用のお弁当を1つテイクアウトしてみました。

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…しかしわびしい夕食だなこりゃ。

それにしても、日本においては洋書を読みあさり、たまに海外に出ると日本になじみの深いものを探してしまうというのは、もしかして性格がひねくれている証拠なのでしょうか…。

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2006.04.04

バンクーバーの桜

というわけで、バンクーバーに着きました。なんだか、雄大な大自然と超近代的な都市が隣接しているような不思議な都市ですね。ここで、そびえ立つスカイスクレイパーの足元で健気に頑張って咲いている桜を見つけました。

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桜は日本にしかないものではないし、日本人だけのものではないのですが、何故か異国でも桜を見ると、自分の中にある「日本」のアイデンティティをついつい感じてしまいますね。それだけ桜は日本人にとって(他の花と比べても)特別な花である証拠なのでしょうかね。

僕の住んでいる地域では、もう桜は終わりかけていたので、また満開の桜が見られてちょっとうれしかったです。

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2006.04.03

いざ北米へ!

今日から出張で2週間程北米へと旅立ちます。はじめはカナダに行き、それからアメリカに向かいます。アメリカでは、英語でプレゼンテーションを行うという重要なミッションが待ち構えております。

今までにも英語でプレゼンテーションをやったことは何度かありますが、バリバリの英語圏の国にて、人前で話すのは初めてです。

どっしぇーっ。

どうなることやら…。現在、ネイティブスピーカーに吹き込んでもらったスピーチ音声をiPodに入れて、シャドウイングしまくりです。屋外を歩きながら一人でぶつぶつ言っているので、ちょっと怪しい人と思われているかもしれません。

ネットワークに接続できれば、昨年のようにまた現地からブログの更新にチャレンジしようと思います。予定が結構詰まっているので、本を読む余裕があるかどうかは分かりませんが、とりあえず「お気に入りシリーズの2冊」を旅のお供に連れて行きます。

洋書
The Vile Village (Series of Unfortunate Events)

洋書
Lord of the Shadows (Saga of Darren Shan)

では、行ってきます!

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