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2006.06.30

CHOO CHOO

The Story of a Little Engine Who Ran Away
CHOO CHOO

(1,000語 YL:1.0)

ちびっこ機関車のCHOO CHOOは、毎日たくさんのお客を運んでいましたが、ある日、彼女は考えました。「重たい客車を引っぱるのにはもう飽き飽きしたわ。もし一人で走ったら、すごく速く走れるのに。そうしたら、みんな私に注目してくれるかしら?」そして次の日、彼女は脱走して一人で走り始めてしまったのです!

一人で疾走するCHOO CHOOや、周りでそれに驚く人々などが、すごく躍動感やスピード感のある絵で描かれています。英語が分からない子供でも、絵を見るだけで十分楽しめる絵本だと思います。

評価:★★★

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2006.06.29

What Planet Are You from Clarice Bean?

洋書
What Planet Are You from Clarice Bean?

(1,300語 YL:1.5)

学校の授業で環境問題について考えることになったClarice Bean。そんな中、街の通りにある木が切り倒されることになった。抗議行動に出るClariceの兄。でも、どうやって環境破壊を食い止めるのだろうか?

"I Am Not Sleepy And I Will Not Go To Bed"の作者、Lauren Childによる絵本です。ポップでオシャレで独特な感じの絵柄がすごくいいですね。文章がすごくバラバラに配置されていたり、話し手によって文字のフォントが使い分けられているのもビジュアル的になかなか面白いです。ちょっと読みにくいですけど。

評価:★★★

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2006.06.27

Chocolate Fever

洋書
Chocolate Fever

(9,751語 YL:3.6)

主人公のHenryは、大のチョコレート好き。朝、昼、晩にチョコレート。おやつも当然チョコレート。だけどそんな生活を続けていたら、ある日病気になっちゃった。お医者さんに見せたら「う~ん。これは世にも珍しいチョコレート・フィーバーじゃ!」だって。このおかしな病気、治す方法あるのかなぁ?

チョコレートの食べすぎで、おかしな(お菓子な?)病気にかかってしまったHenryの苦悩と、Henryの行動に振り回される周囲の人達のドタバタが面白いですね。話も短くシンプルで、英語も平易で分かりやすいのでサクサク読んで楽しめます。挿絵も豊富ですし、中学卒業程度の英語力の人でも十分楽しめる作品だと思います。

評価:★★★

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The Notebook

洋書
The Notebook

(49,158語 YL:6.5)

第2次大戦から帰還したNoahは、ノースカロライナの自然の中でひとり静かに暮らしていた。そんな彼のもとに突然現れたのは、14年前に離れ離れになった恋人のAllieだった。未だにお互いのことが忘れられない二人だったが、Allieには結婚を間近に控えた婚約者がいた…。

長い時間を経て再会した恋人達を描いた物語です。NoahとAllieの再会の場面などでは、お互いに想いつづけてきた相手と再会できた幸せや、反対に、Allieに婚約者がいるために、もう以前の二人には戻れないという切なさが非常に美しく描かれています。「真実の愛」を知ることの幸せと、それを失うことの悲しさの対比が非常に鮮やかで、物語にぐいぐい引き込まれていきます。特に、物語の終盤で、Noahが失われてしまった幸せな時間をもう一度取り戻すために必死に努力をする姿は、涙なくして読めません。

個人的には、美化されまくった物語は敬遠する方なのですが、この物語にはそんな偏食癖を打ち負かす程の美しさがありました。読後感が非常にさわやかな作品です。読んだ後にこんなに余韻が残る作品は久しぶりのような気がします。

ニコラス・スパークス。ちょっとファンになってしまいそうです。

評価:★★★★★

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2006.06.23

「自由と創造性」の果てに

珍しく多読に全く関係の無い話題です。

ワールドカップ、日本は1勝も挙げることができず、グループリーグでの敗退が決定してしまいました。「自由と創造性」というキャッチフレーズのもとに、監督経験の全く無い元有名選手に4年間を託した結果、0勝1分2敗、得点2、失点7、グループリーグ最下位という結果になりました。それに対し、ワールドカップでまだ1勝も挙げていなかったオーストラリアが、わずか1年前に監督経験豊富な百戦錬磨のヒディンクを招聘し、彼がオランダのクラブチームと兼任という困難な状況の中でも、短期間できちんとした組織戦術をチームに叩き込み、決勝トーナメント進出を果たしたことの意味をよく考える必要があるのではないかと思います。

それでも、ピッチに立った日本の選手達はよく戦ったと思います。特にブラジル戦の後半など、自分達は全身全霊をかけて戦っているのに、相手は完全に調整試合モードで軽くあしらわれてしまうという非常に屈辱的な状況で戦うのはとてもつらかったと思います。とりあえず、お疲れ様でしたと声をかけたいです。

今回の教訓を今後に生かして日本代表がステップアップできればいいのですが、正直、前途は多難であると思います。いろんなところで言われてますが、中田、宮本、中村、稲本など、シドニー五輪世代の「黄金世代」は、今後飛躍的な能力の向上が期待しにくい年齢になってしまいました。そして、その下の年代は黄金世代の壁を崩せず、国際舞台での経験をほとんど積めずに育ってしまいました。原因としては、監督が実績重視で選手を選んでいたことと、選ばれた数少ない若手が結果をあまり出せなかったことの両方があったと思います。大久保なんかは結構チャンスをもらっていたような気がするのですが、結局結果を出せませんでした。

とにかく、選手個々の能力という点において、2010年の日本代表が2006年の代表を上回るということは非常に想像しにくい状況にあります。また、韓国以外のアジア勢は全て1勝もできずに敗退なんてことになったら、アジア枠も減らされるかもしれないし、次回からはオーストラリアはアジア予選を戦うライバルになるので、これから日本は予選から非常に厳しい戦いを強いられるのは間違いないと思います。

とりあえず今後は代表監督が誰になるのか、そしてどんなチームを作るのかを見守りたいと思います。さすがに、時期監督も監督経験ゼロということはないでしょうね。選手としては、オランダでもまれている平山がブレイクしてくれると面白いと思います。

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2006.06.21

Babar and the Ghost

洋書
Babar and the Ghost

(800語 YL:2.5)

一家でハイキングに出かけたゾウの王様Babar御一行。しかし嵐にあってしまい、近くの古城で一夜を明かすことにしました。しかしそこには、幽霊が住んでいたのです。その幽霊を見つけた子ゾウ達は、いったいどうするのでしょうか…?

ゾウ達の、のほほんとした姿が非常にかわいい絵本です。いたずら好きな幽霊ゾウや、元気な子ゾウ達の姿がまた微笑ましいですね。

評価:★★★

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2006.06.20

The Hidden Staircase

洋書
The Hidden Staircase

(36,289語 YL:4.5)

謎解きが大好きなNancy Drewは、親友のHelenから、幽霊が出るという叔母の家について調査してほしいという依頼を受ける。しかし、それと同時にNancyのもとをある男が訪ねてくる。男はNancyに忠告する。「いいか、お前の父は狙われている。くれぐれも父から離れるんじゃないぞ。」父の身を心配しながらも屋敷の調査を開始するNancy。果たして、Nancyは幽霊の正体を暴くことができるのか?そして忠告の意味は…?

Nancy Drew Mysteryシリーズの第2巻です。第1巻同様、Nancyの行動力が炸裂します。ストーリー自体に「どんでん返し」的驚きはありませんが、1930年代の、ハイテク捜査などの無いレトロな雰囲気が逆に新鮮に感じられますね。

ただ、終盤の事件解決の場面がちょっとあっけなかったので、もう少し話をふくらませて欲しかったような気がします。

評価:★★★

P.S.
ワールドカップ、日本は決勝トーナメント進出が絶望的になってしまいましたね。結果も芳しくないのですが、試合内容も正直つらいものがあると思います。選手はみんな頑張っていると思うのですが、FWまでいい形でボールが渡ることがあまりにも少ないような気がします。最大のチャンスが俊輔のFKやボランチの中田のミドルシュートというのは、ちょっと悲しいです。「FWの決定力不足」と言うよりは「中盤および前線でのボール支配力が足りないための決定機不足」という印象を受けました。この2試合で、あなたが掲げる「自主性と創造性にあふれるクリエイティブなサッカー」はどのくらい実現したのでしょうか。教えてください、ジーコさん。

対ブラジル戦では、結果はどうあれ、ピッチに立った選手達は最後の最後まで可能性を信じて走り続け、気迫溢れるプレーを見せてくれると信じています。

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2006.06.13

The Carnivorous Carnival

洋書
The Carnivorous Carnival

(43,287語 YL:5.0)

Violet, Klaus, SunnyのBaudelaire家の3きょうだいは、彼らをとりまく様々な謎を解明すべく、変装してカーニバルに潜入する。そこで観客の笑いものになりながら、様々な情報を収集していくのだが…。

A Series of Unfortunate Eventsシリーズの第9巻です。この巻でも事件の真相に近づけそうで近づけないモヤモヤした感じで、読者を(いい意味で)イライラさせてくれます。それにしても、3きょうだいがいろんな窮地において苦渋の選択を繰り返していくうちに、彼らが自分達でも信じられないような行動に出てしまうところも面白いですね。巻が進んでいくごとに、彼らはどんどん賢く勇敢になってきているような気がします。

ラストは「えー!この先どうなっちゃうのー?」という感じでなかなかショッキングです。先日のワールドカップ、日本vs.オーストラリアの結末ほどではないかもしれませんが(笑)。

評価:★★★★

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2006.06.12

I Am Not Sleepy And I Will Not Go To Bed

洋書
I Am Not Sleepy And I Will Not Go To Bed

(600語 YL:1.0)

僕の妹のLolaは遅くまで起きているのが大好き。時々、パパとママに、Lolaを寝かしつけるように頼まれるんだけど、それはとても大変な仕事なんだ…。

Lolaは、お兄ちゃんに対して「寝たくない理由」をいろいろ述べますが、この理由が非常に突拍子もなくて面白いです。またLolaの言い訳に対して、真正面から対処するお兄ちゃんの姿勢も非常に微笑ましいです。

絵柄もキュートで、文字の配置なんかもなかなか凝っていて、ページ全体がポップアートのようで見ているだけで楽しめます。日本語版もあります。

評価:★★★★

P.S.
ワールドカップで、セルビア・モンテネグロがオランダに負けてしまいました。ユーゴスラビア時代に、1998年のフランスワールドカップと2000年の欧州選手権の決勝トーナメントで負けた借りを返すことができませんでした。残念!

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2006.06.10

Little Toot

洋書
Little Toot

(1,554語 YL:1.0)

ちびっこタグボートのTootは、りっぱなお父さんとは違ってとても弱虫。みんなにばかにされて、相手にしてもらえません。そんな彼がある嵐の夜に見つけたものは…。

子供の頃に、日本語版の「ちびっこタグボート」を読んだことがあったので、図書館で見つけた時には、懐かしくて、つい手に取ってしまいました。可愛いけれども最初は非常に情けないTootですが、嵐の中で知恵と勇気をふりしぼって頑張る姿はなかなかカッコイイですよ。

評価:★★★

P.S.
ワールドカップも始まってしまったので、これから1ヶ月間、多読とblogの更新ペースがちょっと落ちそうな予感です。

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2006.06.08

The View from Saturday

洋書
The View from Saturday

(45,000語 YL:4.5)

小学校6年生のNoah、Nadia、Ethan、Julianの4人は、奇妙な縁により親しくなり、The Soulsというチームを結成する。彼らから何かを感じ取ったMrs.Olinski先生は、彼らをAcademic Bowl(クイズ大会のようなもの)の6年生代表に選ぶ。そして彼らは、抜群のチークワークで大会を勝ち進んでいく…。

思春期前の子供達の友情ストーリーです。物語前半の各個人のエピソードを読んでいる間は、物語がどこへ向かうのか見当がつかなかったので、ちょっと読みにくかったですが、The Soulsが結成されて、メンバーが1つの方向に進むようになってから面白くなってきました。

ストーリーのあちこちに米国の文化や地理、歴史などの話題が出てくるので、それらになじみの薄い我々日本人にはちょっと読みにくいように思いました。特に、Academic Bowlで出題される質問の中には、僕がまともに答えられるようなものは1つもありませんでした。うーん。The Soulのメンバーはすごい。

評価:★★★

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2006.06.01

Why Men Don't Listen and Women Can't Read Maps

洋書
Why Men Don't Listen and Women Can't Read Maps

(83,800語 YL:6.0)

日本でもベストセラーになった「話を聞かない男、地図が読めない女」の原書です。「男女の脳の働きや行動の違いを明らかにすることで、お互いがハッピーになる方法を見つけましょう」というのが主題です。

「太古の昔、男は狩をする者(lunch-chaser)、女は巣を守る者(nest-defender)という役割を与えられ、その目的に特化した性質が我々の遺伝子には刻まれているが、その性質が現代社会における生活にそぐわなくなってきているために、いろいろと問題が起こる」というのがこの本において根底となっている仮説です。それが正しいかどうかは分かりませんが、男女の脳の働きに明確な差異があるのは科学的に明らかなようで、その影響を例え話などを通じて非常に丁寧に説明してあります。

で、男女間で起こる問題の多くは「脳とホルモンの働き」に帰着するのですが、僕らが自分で考えたり、悩んだり、誰かをを好きになったり嫌いになったりするのを全部「それはホルモンのせい」として結論付けられるとしたら、ちょっと空しい気もしますね。この点については作者は「そんなことはありませんよ。他の動物は周りの状況に対してリアクションをするだけですが、人間はきちんと頭で考えて行動できる唯一の存在です。ただ、後から「どうしてあの時、あんなことをしてしまったんだろう。自分でも良く分からない」と思うようなことをしてしまった時には、ホルモンの働きが影響をしていることが多いというだけのことですよ」とフォローをしています。

英語的には、ホルモンの名前などの専門用語も多数出てきますが、短い説明や例え話の連続なので、意外に読みやすいです。空き時間にちょこっとずつ読むのに最適です。

評価:★★★★

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