The Carnivorous Carnival
The Carnivorous Carnival
(43,287語 YL:5.0)
Violet, Klaus, SunnyのBaudelaire家の3きょうだいは、彼らをとりまく様々な謎を解明すべく、変装してカーニバルに潜入する。そこで観客の笑いものになりながら、様々な情報を収集していくのだが…。
A Series of Unfortunate Eventsシリーズの第9巻です。この巻でも事件の真相に近づけそうで近づけないモヤモヤした感じで、読者を(いい意味で)イライラさせてくれます。それにしても、3きょうだいがいろんな窮地において苦渋の選択を繰り返していくうちに、彼らが自分達でも信じられないような行動に出てしまうところも面白いですね。巻が進んでいくごとに、彼らはどんどん賢く勇敢になってきているような気がします。
ラストは「えー!この先どうなっちゃうのー?」という感じでなかなかショッキングです。先日のワールドカップ、日本vs.オーストラリアの結末ほどではないかもしれませんが(笑)。
評価:★★★★
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