The Last Book in the Universe
The Last Book in the Universe
(42,883語 YL:5.0)
Big Shakeが世界中を襲った後、世界は暴力に支配された無法地帯と化していた。そんな中、少年Spazは、集落のボスの命に従い、Ryterという老人のすみかに略奪に入る。しかし、「病気でお前の妹の命が危ない」というメッセージを受けたSpazは、このRyterと共に、妹のところへ向かう危険な旅に出ることになる…。
久しぶりに本格的な感じのするSFを読んだような気がします。ストーリーにはそんなに特筆すべきことはないのですが、荒廃した雰囲気の舞台設定が非常にいいですね。独特の世界観や様々な造語があるために、読むのがちょっと難しい感じもしますが、想像力を働かせて単語の意味や状況を想像する良い訓練にもなると思います。ただ、タイトルがちょっとストーリーにそぐわないような気がします。
評価:★★★
P.S.
中田英寿選手、お疲れ様でした。
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