Bunnicula
Bunnicula
(14,194語 YL:3.5)
私の名前はHarold。Monroe家で飼われている犬である。ある日、Monroe一家は映画を見に行き、そこで何故かウサギを拾ってきた。たまたま映画館で「ドラキュラ」を上映していたため、それにちなんで彼は"Bunnicula"と名付けられた。でも、同居している猫のChesterは、ある日こんなことを言い始めた。「あいつは…吸血鬼だ。早くやっつけないと危ないぞ!」
短い話ですが、とても面白かったです。「ウサギが吸血鬼」というヘッポコな設定で、もう「勝負あり」ですね。「ぼのぼののお父さんが、実は死神ラッコだった」というのと同じくらいのインパクトがありますな。こういうの好きです。また、あらゆる手段でBunniculaを倒そうとする猫のChesterの奮闘ぶり&空回りぶりや、マイペースな感じのHaroldとの対比がいいですね。B級ホラー映画を彷彿とさせるような、チープなテイストの表紙の絵柄もgoodです。
評価:★★★★
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