The End
The End
(54,800語 YL:6.2)
A Series of Unfortunate Eventsの最終巻です。ついに、Baudelaire 3きょうだいとOlaf伯爵との対決に決着が…。
…どう表現したらよいのでしょうか。やはり一言で言うならば「消化不良」でしょうか。読んでいる間はそれなりに面白いのですが、12巻までに積み上げられた多くの謎が未解決のままなので、読後にスッキリ感がありません。ちょっと話を広げすぎた感があるので、収集がつかなくなってしまったのでしょうか…。
この作品のタイトルが"The End"じゃなくて、"To Be Continued"で、次回作がComing Soon!な状態だったりしたら、納得の作品だったと思うのですが、「これで終わりっすか?」という感じです。前作までがとても楽しめて、お気に入りのシリーズで期待が大きかった分、ちょっと失望も大きかったです。もうちょっと何とかならんかったのかなぁ…。
とりあえず、外伝のような(?)The Beatrice Lettersも機会を見つけて読んでみようと思います。今度はあまり期待せずに(笑)。
評価:★★★
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