Tooth And Claw - Short Stories
(Oxford Bookworms Stage 3)
Tooth And Claw - Short Stories
(8,200語 YL:3.2)
10歳の少年Conradinは、叔母との2人暮らしだったが、彼に対して意地悪な叔母が大嫌いだった。彼は叔母に隠れてこっそりフェレットを飼っていた。彼はそのフェレットにSredni Vashtarと名付け、それを神様であるかのように大切にしていた。ある日、彼がフェレットと共に大切にしていた鶏を、叔母が売ってしまった。叔母をうらんだConradinは、フェレットに言った。「Sredni Vashtar、1つだけお願いがあるんだけど…。」
動物がらみの物語5篇の短編集です。どの話もホラーっぽい雰囲気はいいのですが、ストーリーがストレートなものが多いので、もうちょっとヒネリが欲しいところです。そんな中で、英語が喋れるようになった猫の話"Tobermory"はなかなか面白かったです。この話だけは、凶暴な動物に対する恐怖というよりは、人間の恐ろしさや身勝手さがうまく表現されているように思います。
評価:★★★
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