The Bronte Story
(Oxford Bookworms Stage 3)
The Bronte Story
(9,600語 YL:3.2)
愛する妻Mariaに先立たれ、6人の子供とともに残された僧侶Patrick Bronte。しかし生活は貧しく、彼の子供達も次々と病に倒れて命を失ってしまう。しかしそんな中、Charlotte, Emily, Anneの3人は小説家としての才能を開花させていく…。
実在した3人の小説家Bronte姉妹の姿を、彼女達の父親が綴ったノンフィクションです。妻を失い、そして子供達もが次々と「神に召されて」いってしまうのを見届ける父親の姿はとても痛々しくて本当に切ないです。そんな中で彼女達の才能が、あたかも神様から送られた宝物のように輝き、ほんの短い間だけ家族に光を与えます。幸せと不幸せのコントラストが強烈です。
残念ながら今まで彼女達の著書を読んだことはないのですが、Oxford Bookworms シリーズにも何作かあるようなので、機会があれば読んでみたいと思います。
評価:★★★
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