The Three Strangers and Other Stories
(Oxford Bookworms Stage 3)
The Three Strangers and Other Stories
(11,699語 YL:3.2)
その夜、羊飼いの家では、子供の誕生を祝う宴が繰り広げられていた。家の外は嵐であったが、家の中では人々が酒を飲み、音楽に合わせて踊っていた。そんな中、見知らぬ男が現れ、家の中で少し休ませて欲しいと言う。それから間もなく、もう一人の見知らぬ男が現れ、同じように一休みさせてほしいと言うのだが…。
「他人には話せない秘密」という共通のテーマを持った3作品からなる短編集です。「秘密」を持った者達の苦悩を、なかなかリアルに描いていると思います。誰しも「知られたくない自分の秘密」を持っていると思うのですが、やはり「バレると身の破滅を招くような秘密」を持ち続けなければならないというのは相当の重圧のようですね。
視聴者をだまそうとしたテレビ番組関係者や、消費者に対して真実を隠し通そうとした食品会社の重役達も、事件が発覚する前には、すごーくドキドキしていたのかもしれませんね(笑)。
評価:★★★
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