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2007.02.28

Pet-Rified!


Pet-Rified!
(20,000語 YL:4.0)

Beckyの家の隣の「呪われた家」に、夜中に誰かが引っ越してきた。それから不思議なことがたくさん起き始めた。草花は信じられないほど成長し、ペット達はみんな置物のように固まってしまい、Beckyのママは毎日踊り狂っている。Beckyは、隣に引っ越してきた「魔法使い」のしわざだと思っているのだが…。

いろんな不思議なことが起こる魔法ファンタジーです。が、そのいろんな不思議なことが起こる意味や理由がよく分らないところが多かったので、読んでいてあんまりすっきりしませんでした。「ファンタジーなんだから、不思議は起こって当たり前。それをいちいち気にしていたらファンタジーは読めない」という意見もあるかもしれませんが、それにしてもストーリーが少し支離滅裂すぎるように思います。

評価:★★

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2007.02.27

Pirate Girl


Pirate Girl
(844語 YL:1.5)

赤ひげのFirebeard船長は、泣く子も黙る大海賊。彼の一味に襲われた船は何もかも奪い取られてしまう。そんな彼が、小さな船で旅をしている小さな女の子Mollyの船を襲い、彼女を人質にして身代金を取ろうと画策する。しかし、これが大きな災いのもとになろうとは、Firebeard船長は考えもしなかったのです…。

小さい女の子Mollyが、海賊たちをやっつけるお話です。船長をはじめ、悪い海賊たちもたくさん出てきますけど、絵柄がユーモラスで可愛いです。小さくてもすごく気の強そうなMollyの表情もいいですね。どこかで見たようなストーリーと絵柄だなぁ、と思っていたら、ストーリー(Cornelia Funke)とイラスト(Kerstin Meyer)のコンビが、最近読んだThe Princess Knightと全く同じでした。

評価:★★★

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2007.02.26

The Report Card


The Report Card
(31,001語 YL:4.5)

小学5年生のNoraは、他の子供とははるかにレベルが違う大天才。だけど、注目されるのが嫌で、テストではわざと悪い点数を取って目立たないようにしていた。しかしある日、IQテストで超高得点を取ってしまい、彼女をとりまく人々の目が一変する…。

学校の成績に振り回される人々の姿を描いた物語です。他の子よりも良い成績を取ったことで優越感に浸ったりする子供達や、子供の成績に一喜一憂する先生や親達の姿を、大天才のNoraの視点から巧みに描いています。「成績偏重主義はおかしい。一人一人の目標や幸せにマッチした教育をすべきだ」というのは、言うのは簡単ですけど、実現するのはなかなか難しいですよね。主人公のNoraがそのことを口で言って主張するのではなく、行動で示そうと思うあたりがなかなかユニークです。

学校や教育関係者の方々に是非読んで頂きたい一冊です。

評価:★★★

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2007.02.25

The Princess Knight


The Princess Knight
(1,058語 YL:3.1)

王様には3人の息子がいました。王様は彼らに馬の乗り方、剣での戦い方などを教え、王様に仕える最高の騎士よりも優れた王子に育てようと思っていました。そんなとき、王妃様が娘を出産し、その直後に王妃様は他界してしまいました。そのお姫様の育て方に困った王様は、彼女を兄たちと同じように育てようとしますが…。

小さくてか弱いお姫様の成長を描いた絵本です。絵や文字の配置が独特で面白いですね。同じページの中で、動いているお姫様の姿がたくさん出てくるので、とても躍動感のある絵になっています。ストーリーは非常にストレートなファンタジーで子供でも安心して読めますね。お姫様が人知れず馬や剣術の稽古をしている姿がいじらしくてとても可愛いです。

評価:★★★

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2007.02.24

Vistaな生活


Fujitsu FMV BIBLO FMVNF75U/V

昨年の年末にPCがトラブって、自作PCのお守に疲れてきたので、Vista搭載ノートPCを購入しました。

ただ、Vistaが出て間もないこともあり、厄介な問題もいろいろありますね。例えば、ノートPCの利用に必要なドライバ類がプリインストールされておらず、自分で付属のCD-ROMからインストールしなければならなかったり、マニュアルと同梱されていた紙に「マニュアルの○○ページはこの紙に置き換えてください」みたいなことが書かれていたりします。つまり、メーカーが出荷間際に相当切羽詰っており、出荷までにドライバのプリインストールやマニュアルの記載事項の変更が間に合わなかったのでしょう。このようなこともあり、セットアップ作業がかなり煩雑で、全てを完了するまで3時間くらいかかってしまいました。今後、メーカー側も徐々にVistaに慣れてきて、こういうことが少なくなるといいですね。あと、XPで使っていたフリーウェアがいくつかVista非対応だったのがちょっと痛いです。

ディスプレイが今時の「テカテカ液晶」で、照明器具の映り込みが心配でしたが、思ったより映り込みはありませんでした。デジカメ写真などの見栄えはすごくいいですし、事務作業にも十分使えそうです。

まだ使い始めたばっかりで、Vistaの機能を満喫してるとは言えませんが、とりあえずいろいろいじって遊んでみようと思います。

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2007.02.22

100 Best Books for Children


100 Best Books for Children

この本には、2歳から12歳くらいまでの子供に読んでほしい本が100冊紹介してあります。中を見ると、「はらぺこあおむし」や「ひとまねこざる」などから始まってハリー・ポッターなどに至るまでの様々な本が年齢別に並べられています。作者が物語を書いたときの境遇などの記述がたくさんあるので、お気に入りの作家のバックボーンを知るにはもってこいの本です。

この本で紹介されている本と、自分が今まで読んだ洋書のリストを比べてみると、「たとえTOEICで900点以上取れたとしても、たとえ洋書を600万語以上読んだとしても、自分の現在の英文読解力はネイティブの小学生以下」という事実を、あらためて実感します…。

もっともっと読むぞう!

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2007.02.21

I was a Rat!


I was a Rat!
(27,157語 YL:4.5)

ある夜、子供のいない老夫婦のBobとJoanのもとに、一人の少年が訪ねてきた。「君は誰だね?どこから来たのかね?」と尋ねると、その少年は「僕は…ネズミだったんです…。」と答えた。夫婦は彼をRogerと呼び、彼を適切に扱ってくれるところをあちこち探し回るのだが、そんなところはどこにもなかった…。

外見は人間だけど、以前は人間だったと主張する少年Rogerが、人間たちに翻弄される物語です。純真(?)でいい子でいようと努めるRogerが、いろんな人間達の私利私欲のために利用され、不幸になるシーンが多々あるので、ちょっと可哀想な気がします。でも、「人間のようで人間じゃないような」Rogerを通して、人間の身勝手さや愚かさをとてもうまく描いていると思います。

「人は見た目では分からない。外見に騙されるな!」と叫んでる人たちが、外見に騙されまくっているところがすごく皮肉っぽくて面白いです。

評価:★★★

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2007.02.19

Dive: The Danger (Dive Book Three)


Dive: The Danger
(26,412語 YL:4.5)

深海での難破船の捜索中に起こった事故で、Kazらは彼らの理解者の命を失い、そして誰よりもダイビングを愛するStarは海に潜れない身体になってしまう。そんな中で、珊瑚礁の破壊をも厭わないトレジャーハンターのCutterらが、最新鋭の機器で難破船と共に沈んだ宝物を手に入れようとする。このまま宝物はCutterの手中におさまってしまうのか…?

Dive 3部作の完結編です。前作までよりさらに深いところで、命を賭けた戦いが繰り広げられます。第1作目で描かれていた海中の美しさは描かれておらず、深海の暗闇に潜む様々な恐怖や死と隣り合わせの緊張感が続きます。でも、主人公のKazら4人のティーンエイジャーが、チームワークやいくつものスタンドプレー(笑)で危機や困難に立ち向かう姿を見ると、「がんばれっ!」と応援したくなりますし、ページをめくる手もどんどん止まらなくなってきます。

Dive三部作は、海中の神秘、様々な陰謀、そして危険がいっぱいのスリルに満ちた展開など、読者を惹きつける要素がぎゅっと凝縮された物語です。ハラハラドキドキに満ちた冒険物語が大好きな人には超オススメです。

評価:★★★★★

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2007.02.17

えいご漬け

Surfacing
えいご漬け

遅ればせながら、Nintendo DSで「えいご漬け」を始めてみました。実を言うと、このソフトは昨年の夏にDS本体と一緒に購入していたのですが、実は「同時購入したニュー・スーパーマリオブラザーズにハマってしまい、半年間も放ったらかしにしていた」というのは内緒の話です(笑)。

ゲームの基本は読み上げられる英文をそのまま書き取る「ディクテーション」なのですが、英語をキーボードで入力することはあっても、英文のセンテンスをまるまる「手書きする」という機会は普段なかなかないのでかなり新鮮です。また、ディクテーションとなると、割と聞き落としがちな助動詞や前置詞なんかもきっちり聞きとらないといけないので、大意さえ把握できれば詳細は聞き取れなくてもなんとかなるTOEICのようなテストとはまた違った緊張感がありますね。

また、ゲームを続けていると、突然「お絵描き」や「発音練習」などが始まるサプライズも用意してあり、ゲームとして飽きさせないような作りになっています。このソフトの対象者は「TOEIC600点以下程度の英語の苦手な人向き」となっておりますが、TOEIC800点以上取っている人にも十分楽しめると思います。特に、いろんなメディアを駆使してたくさんの英語をインプットしているけれども、アウトプットの機会がなかなか無いような人には超お勧めの一本です。

評価:★★★★★

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2007.02.15

Rowan of Rin

Surfacing
Rowan of Rin
(33,695語 YL:6.5)

山に囲まれた谷にある美しい村Rinに住むRowanは、臆病だけど家畜の世話をするのが好きな心優しい少年。しかしある日、その村に潤いをもたらす川の水が干上がってしまった。その川は、ドラゴンが住むという山の頂上から流れて来ていたのだが、原因究明のために勇敢な村人達がその山へと向かう。そしてその一団の中には、Rowanの姿もあった…。

とても正統派な児童書ファンタジーアドベンチャーです。とは言っても主人公のRowanをはじめ村人たちは単なる一般人で、剣や魔法を武器に危機に立ち向かうわけではありません。あくまで自分の等身大の力量で勝負しなければなりません。でも、この話が他のアドベンチャーと異なるのは、戦う相手は行く手を阻む様々な障害ではなく、実は「己自身の心の弱さ」が最大の敵として描かれている点でしょうね。

一見単純な冒険物語のように見えて、なかなか奥の深い作品のように思います。

評価:★★★

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2007.02.08

Surfacing

Surfacing
Surfacing
(62,575語 YL:8.0)

「私」は消息を絶った父を捜しに、友人夫婦と恋人のJoeとともに、私がかつて住んでいた島に戻ってきた。外部から遮断された環境の中で、私が見つけたものとは・・・。

いや~、読むのが大変でした。難解な情景描写と心理描写。知らない単語のオンパレード。そして回想や想像が頻繁に入り込むストーリー展開。ストーリーの理解度で言ったら30%そこそこくらいではないでしょうか。10ページ読み進めるごとに、とてつもない睡魔が襲ってきました(笑)。

ストーリーを云々する前に、僕の現在の英語力では、これは読むべき本ではないですね。本の評価は、いつも「自分がいかに楽しめたか」を基準にしているので、この本の評価はすごく低いですが、これは読み手側の原因が大きいので、本のせいにするのはちょっとかわいそうかもしれません。

久々に「読み始めたことを後悔した」一冊でした。

評価:★

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2007.02.04

カーズ

カーズ
カーズ

マックィーンは新進気鋭のルーキー・レーシングカー。誰よりも速く走りたかった彼は、全米が注目するピストン・カップで優勝がかかったレースに出るために、カリフォルニアへと向かった。しかし、その途中でラジエーター・スプリングスというさびれた町に迷い込む。そこで彼が見つけた「大切なもの」とは…。

レーシングカーが、「速く走ることよりも大切なこと」を見つける物語です。「イチバンになることや、他人を負かすことよりも大切なことがあるんだよ」なんて言うと、「そんなの絵空事だよ」と切り捨てる人もたくさんいるかもしれません。でも、この映画は、他の車よりもコンマ数秒速く走ることで、巨万の富と名声を得ることができるレーシングカーという素材をうまく使って、とても自然な感じでテーマを表現していると思います。マックィーンの光沢など、CG映像もすごくリアルで息をのむほどです。

スピード感あふれるレースシーンではすごくドキドキするけど、観終わった後にはとても優しい気持ちになれる映画です。子供が見てももちろん面白いでしょうけど、成果主義や格差社会の世の中で、誰よりも先に行くために努力することに、ちょっと疲れを感じてしまった大人たちにお勧めです。明日への活力がわいてきますよ。

評価:★★★★

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2007.02.01

シドニー・シェルダン氏死去

大ベストセラー作家のシドニー・シェルダン氏が亡くなられたそうです。シェルダンはしばらく読んでいなかったのですが、今年になって突然「また読もうかなぁ」と思いはじめて、"Nothing Lasts Forever"と"Are You Afraid of the Dark?"を立て続けに読み終えたばかりのところだったので、ニュースを知ってちょっとびっくりしました。もしかしたら、シェルダン氏からの「私が生きているうちに一冊でも多く読んで欲しい」というメッセージをどこかで受け取っていたのかも(まさかね)。

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