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2007.03.27

Lagoon Engine (Vol.1)


Lagoon Engine (Vol.1)
(9,000語 YL:4.0)

Lagoon家の兄弟は、しっかり者の兄Yenと手のかかる弟のJin。でもその真の姿は、"Maga"と呼ばれる悪霊を退治する"Gakushi"の一族である。ある日、彼らの前に従兄のAyatoが現れ、Lagoon家に住むことになったのだが…。

というわけで少女マンガ第2弾です(笑)。少女マンガとは言っても、主人公は小学生の兄弟だし、ストーリー展開やハッキリとした線の力強いタッチで描かれている戦闘シーンなんかを見ると、少年誌に連載しても十分いけるような気がします。キャラクターの性格が非常にはっきりしていていいですね。特に、兄とは正反対で後先考えない猪突猛進無鉄砲タイプの弟Jinがいい味出してます。

台詞も多く、戦闘のルールの説明や使われる用語などにも少々難解なところもありますが、読み進めていると段々慣れてきます。

評価:★★★

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2007.03.26

Unbroken


Unbroken
(47,722語 YL:6.0)

少女Harrietは、母親と二人暮らしをしていたが、不慮の事故で突然母を失ってしまう。母の遺言により、Harrietは叔母であるSarahの家に住むことになる。「叔母さんは私達が嫌いなはずなのに、どうしてそんな遺言を…」と戸惑うHarriet。母を亡くした悲しみ、叔母への怒り、反抗そして衝突…。しかし、Harrietの心に、少しずつ変化が現れる…。

母親を亡くした女の子の成長物語です。物語は主人公であるHarrietの視点で書かれているのですが、いつも一緒にいた母親を亡くした悲しみ、そしてその母について知らなかった事実を少しずつ知る度に起こる彼女の心境の変化がとても繊細に、ストレートに表現されています。穏やかな農村部の風景の描写も鮮やかです。

子供受けする内容かどうかは別として、僕が小学校の教育関係者だったら、「推薦図書」の候補に挙げたい作品です。

評価:★★★★

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2007.03.25

Shaolin Sisters (Vol.1)


Shaolin Sisters (Vol.1)
(5,000語 YL:2.5)

Julinは闘牙館という道場で日々修業をする孤児の少女。彼女の15歳の誕生日、White Lotusという一味に道場が襲われ、Julinの師匠は殺されてしまう。息を引き取る直前、彼はJulinに告げた。「お前の父親、そして二人の姉は生きている。彼女たちを探し出すのだ…。」そしてJulinは肉親を捜し出す旅に出る。二人の姉、そして父親とはどんな人物なのか?そしてJulinが師匠から託された「鈴」に隠された秘密とは…?

武術に秀でた少女達の冒険を描いた少女マンガです。非常に素直なストーリーで、格闘シーンが多くセリフが比較的少なめで、しかも吹き出しのセリフ以外の擬音などは全て日本語で書かれているので、サクサク読み進めることができます。かなりバイオレンスなストーリー展開とは裏腹に、絵のタッチはすごく繊細な感じがしますね。女性ならではの戦い方の雰囲気のようなものがよく出ていると思います。

余談ですが、この作品のように「バリバリの少女マンガ」というものを、僕は今までほとんど読んだことはありませんでした。で、なぜ今回この"Shaolin Sisters"を読むことになったかと言うと、理由は簡単で、「たまたまふらりと立ち寄った町田のBook Offで、一冊300円という安値で売っていたから」です(笑)。気がついたら少女マンガを6冊まとめ買いしていました(爆)。

評価:★★★

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2007.03.22

Once Upon an Ordinary School Day


Once Upon an Ordinary School Day
(631語 YL:0.5)

ある普通の日の朝、普通の男の子が普通に起きて普通に学校に行った。でも今日は、学校にはいつもと違う先生が来ていた。その先生は言った。「これから僕がある音楽を流すから、それを聞いて何か頭に思い浮かべてごらん…。」

ごく普通の少年の、ほんのちょっぴりいつもと違う日の出来事を描いた絵本です。絵本のテーマは「きっかけ」とでも言うべきでしょうか。日々繰り返される単調な日常が、ほんのささいな出来事で忘れられない日になったり、またささいなきっかけで子供たちの想像力が大きくふくらむ可能性を秘めていることを感じさせる絵本です。最初の方はモノトーンで絵が描かれているのですが、だんだんカラフルになっていくという演出もいいです。

かわいらしい絵柄がちょっと日本テイストな感じがするなぁ、と思って読んでいたのですが、絵を描かれたのはSatoshi Kitamuraさんという、東京生まれでロンドン在住のイラストレーター/絵本作家さんだそうです。日本出身の洋書絵本作家さんなんて、なかなか珍しいですよね。

評価:★★★★

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2007.03.19

The Twinkie Squad


The Twinkie Squad
(40,331語 YL:5.0)

外交官の父親を持ち、優秀な一家に育った問題児のDouglas。彼はいくつもの私立の学校を追い出されて、とある公立の学校にやってきた。そこでDouglasは、コミュニケーションに問題のある生徒達を集めたディスカッショングループに入れられる。そのグループは、学校中から「変人組(The Twinkie Squad)」と揶揄される存在だったが、彼とそのグループによる行動で、学校中が大騒動になる…。

風変わりな少年Douglasが巻き起こす騒動を描いた学園ストーリーです。彼自身はいたって真剣で、決して「面白いことをやろう」とか「誰かを困らせてやろう」なんて考えていないのに、結果として学校中が大騒ぎになる事件になってしまうところが面白いですね。Douglas以外のTwinkie Squadのメンバーのキャラがあまり立っていないのがちょっと残念ですが、Twinkie達を馬鹿にしながらも、知らないうちに彼らに振り回される女の子Beverlyの存在が、物語をとても面白くしていると思います。

評価:★★★

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2007.03.18

Tortoni Tremelo the Cursed Musician


Tortoni Tremelo the Cursed Musician
(500語 YL:1.0)

Tortoni Tremeloは超ヘタクソなミュージシャン。彼の奏でる音色があまりにひどかったので、上の階に住む占い師のマダム・アブラカダブラの水晶玉が壊れてしまった。「なんてことをしてくれたんだい!お前なんか呪われちまえ!」そして呪われてしまったTortoniが楽器をひくと、なんと「音符」が楽器の中からポコポコでてくるようになっちゃった!!

いい感じでバカバカしい絵本です。楽器から音ではなくて「音符」が出てくるというだけでなく、その音符を「食べちゃう」という発想が突拍子もなくていいですね。支離滅裂な展開も笑えますし、おマヌケな感じのTortoniの表情もいい味出してます。

評価:★★★

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2007.03.13

TOEICでListening満点取りました。

2月に会社で受験したTOEIC IPテスト(Institutional Program: 団体用テスト)の結果が返ってきました。今回のテストは、旧形式のTOEICとして最後のテストでした。

結果は、Listening 495点、Reading 435点のトータル930点でした。何と、Listeningで満点を取ってしまいました。また、930点というのは自己最高タイ記録なので、旧形式テストのラストをなかなかいい結果で締めくくることができました。

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2007.03.12

The Fall (The Seventh Tower: Book 1)


The Fall
(35,412語 YL:5.0)

暗闇に覆われた世界の中の、7つの塔を持つ城。そこに少年Talとその家族は住んでいた。しかし、Talの母は病気になり、父親は太陽石を持ったまま行方不明になってしまった。「上昇の日」までに太陽石が用意できなければ、Talの一家は「降格」させられ、惨めな生活を送らなければならない。家族の破滅を避けるために、Talは太陽石を手に入れるべく、塔の外壁を登り始める…。

家族の運命を背負った少年Talの冒険ファンタジーです。何といっても世界観というか、舞台設定がとてもオリジナリティにあふれています。Talの住む世界は暗闇に覆われており、太陽石(Sunstone)の光や魔法のような不思議な力を操って生活しています。「光」とそれに付随する「影」がこの世界の根底を構成しており、非常に独特の世界を作り出しています。

勝負事や危機一髪のシーンもありますし、Talにいつも付き添っているShadowguardなどの不思議なクリーチャー達も多数登場し、読者を飽きさせない要素が満載です。世界を破滅に追い込むような巨大な悪役は今のところ出てきていませんし、Talは「自分と家族のため」というとても個人的な理由で冒険をしているのにすぎないのですが、次に何が出てくるのか、ページをめくるたびにわくわくします。

久々に「ハマれるファンタジー」に出会った予感がします。

評価:★★★★

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2007.03.11

The Emperor's New Clothes


The Emperor's New Clothes
(1,605語 YL:1.0)

皇帝は誰よりもお洒落が大好き。そんな彼のもとに、2人の詐欺師が仕立屋を装ってやってきました。「私達が作る服は、デザインが素晴らしいだけでなく、おバカさんには見えないようになっているのです。」皇帝は2人に自分の洋服を作らせるのですが…。

皆さんご存じの「裸の王様」です。とても短い話にまとまっていますが、この中に、自分が馬鹿だと思われたくないという見栄や、自分の目を信じずに、他人の判断に流されてしまうことの愚かさを、分かりやすくかつユーモラスに描いています。ちょっと上品な感じのするイラストも、皇帝たちの間抜けっぷりを強調するのに一役買っていると思います。

評価:★★★

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2007.03.07

Come On, Rain!


Come On, Rain!
(783語 YL:1.0)

もう3週間も雨が降っていなかった。焼けつくような暑さに、植物も枯れてしまう。小さな女の子Tessieは祈る。「雨よ、降れ!」

雨の少ない地方で、雨を待ちわびる人々の姿を描いた物語です。物語の前半の、雨が降らずに乾ききった様子と、後半に雨が降った場面の瑞々しさのコントラストが鮮やかですね。恵みの雨を待ちこがれた人達の歓喜する様子が、躍動感あふれるイラストで描かれています。

評価:★★★

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2007.03.06

未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家


未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家

たまには和書の紹介をば。

この本には、貧困や環境問題など、世界がかかえるいろんな問題に対して「起業」というアプローチで取り組む様々な情熱家の人々が紹介されています。こういう人たちのことを、「社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)」と呼ぶのだそうですね。最大のポイントは、寄付などの善意に頼って慈善事業をするのではなく、企業としてきっちりと利益が出るようにして継続的な活動を可能にしていることだと思います。例えば、「マイクロクレジット」という枠組みを作って、経済的に困窮している人々にごく少額の融資を「適切な金利で」行うことにより、経済がうまく回るようになって人々が貧困から脱出するのを手助けするといった活動が紹介されています。もちろん、それぞれの問題に対して全てを解決する魔法みたいなものが用意されているわけではなく、それぞれの人々が専門知識や絶対にあきらめないという情熱を武器に問題に取り組んでいきます。彼らの活動の様子には、読んでいて感動を覚えます。

日本で「起業」って言うと、IT関連で渋谷や六本木に住んで、派手な暮らしして「目標時価総額がン千億」みたいなイメージですけど、世界が抱える問題を根本から解決するために、地道に地道に頑張っている人達もたくさんいると思いますし、そういう人達にもっともっとスポットライトがあたるようになればいいなぁ、と思います。

「人間って結構、やるじゃん」と未来に希望を持たせてくれる一冊です。

評価:★★★★

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2007.03.05

メガネがぴゅー

今日は風の強い日でした。昼休みに昼食を食べ終わって外を歩いていると、突風が吹いてきました。そして、かけていた眼鏡がスポポーンと飛んで行ってしまいました。

でらびっくりしたでかんわ。
(訳:I was very surprised.)

超ド近眼な僕の裸眼では、去りゆく眼鏡の行く手を確認することができず、それはあっという間にどこかに消えてしまいました。長い間使ってきて体の一部と化していた製品との突然のお別れでありました。

こんなこともあろうかと(?)スペアの眼鏡を持っていたので、午後からの仕事に支障はありませんでしたが、暖かな春の午後に気持ちがすごくブルーになった出来事でした。

皆様も、風の強い日にはお気をつけ下さい。眼鏡は結構軽いです…。

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