« The Fall (The Seventh Tower: Book 1) | トップページ | Tortoni Tremelo the Cursed Musician »

2007.03.13

TOEICでListening満点取りました。

2月に会社で受験したTOEIC IPテスト(Institutional Program: 団体用テスト)の結果が返ってきました。今回のテストは、旧形式のTOEICとして最後のテストでした。

結果は、Listening 495点、Reading 435点のトータル930点でした。何と、Listeningで満点を取ってしまいました。また、930点というのは自己最高タイ記録なので、旧形式テストのラストをなかなかいい結果で締めくくることができました。

参考までに、半年ごとに受験しているTOEICの最近の得点の推移を下記に示します。

Toeic

青線がListening, 赤線がReadingの得点(左の軸)を表しており、緑線が合計点(右の軸)を表しています。グラフを見ると、Listeningは右肩上がりでどんどん得点が上がっているのに対して、Readingは450点以下をうろうろしているばかりです。洋書の多読をたくさんしていると、ListeningよりもReadingの方がスコアが上がりそうに思うのですが、僕の場合はそうなっていません。理由を僕なりに考えてみると、多読によって「文章の大意をつかむ力」が養われてきて、それがListeningに役立ってきているのではないかなぁ、と思っています。反面、普段文章を読むときには分らないところがあってもサクサク読み飛ばすようになってきているので、文章の詳細に目を配らなければならないReadingの「間違い探し問題」のようなものにはあまり役に立ってないのではないかと思います。

昔は「Listening満点の人なんて、英語がペラペーラで洋画なんか字幕見なくてもみーんな理解できちゃうんだろうなぁ」などと考えていたのですが、そんなこと全然ないですね。それを一番よく実感できるのは、スカパー!でディズニーチャンネル見ている時ですね。完全に幼児向けのオズワルドくらいなら9割がた台詞を理解できるのですが、小学生向けのリロ&スティッチくらいのレベルになってくると、「えっ、今何て言ったの?」という箇所がとても多くなってきます。子供向けアニメは、誇張された口調のキャラクターも多数登場するので、ある意味アナウンサー言葉のCNNよりも聞き取りが困難であると思います。

やっぱり、ListeningにしてもReadingにしても、「生の英語に触れる」っていうのは大切ですよね。そうすれば、「TOEICで何点だった」という評価軸とは別に、「ネイティブの何歳用の本が読めた/番組が見れた」という別の軸で自分の実力を評価できますからね。僕の場合は、TOEICでListening満点取っても、ネイティブから見たらまだまだ幼児以下だと思います。

|

« The Fall (The Seventh Tower: Book 1) | トップページ | Tortoni Tremelo the Cursed Musician »

コメント

ぴくりんさんこんばんわ。
私もぴくりんさんの足元にも及びませんがTOEIC受けています。多読でかなりあがりました。
すごい!すごい!リスニング満点ですか!トータルも900点台で、一体ここまでくるのに何時間くらいかかったのでしょう・・遠い目。努力の人ですね。
おめでとうございます~。

投稿: ノラ | 2007.03.14 00:08

ノラさん、こんにちは。ぴくりんです。
コメントありがとうございます。一応今回リスニング満点でしたが、「やべぇ。今の問題聞き逃しちゃった。まあいいや。適当にマークしとけ」というのが何問かあったので、実は単に運がよかっただけだと思っています(笑)。

「ここまで何時間」ということですが、多読にかけた時間ということであれば、約1000日間で700時間というところでしょうか。こうやってあらためて振り返ってみるとなかなかすごいような気がしますが、好きなものを好きな時に好きなだけ読んでいるだけなので、「努力している」という自覚は全くないです。

ノラさんも実感していらっしゃるかもしれませんが、多読って「努力せずにTOEICの得点を上げる有効な手段の一つ」と言えるかもしれませんね。もちろん、ここで言う「努力せずに」というのは「(1日3分などという感じで)時間をかけずに」という意味ではなく、「楽しみながら読書をすることにたっぷりと時間を使って」という意味ですけどね。

TOEICについては、次回から新形式のテストを受験することになると思うので、おそらくはちょっとスコアが下がるように思いますが、また頑張ります。

では、Happy Reading!!

投稿: ぴくりん | 2007.03.14 21:32

ぴくりんさんまたまたこんばんわ(*^_^*)
そうですよね、多読はちゃんと英語力アップにつながるのに辛くない!こんなに楽しくて英語の実力がアップするのか??と思ったりするのですが、ちゃんと力がつくんですよね~。
今の点数をお話しするのはちょっと恥ずかしいのですが・・とかいいつつ言ってしまいますけど、多読前425→多読後525でかなりうれしかったです。2、3ヶ月しか経ってないのに・・。
のめり込むように読んでいたので100万語までかなり早かったです。現在は150万語で、多読と同時にシャドウイングで正しい発音で新しい単語を仕入れています。
たくさん覚えたらTOEICの点数にも反映されるけれど、それと同時に何よりマチルダとかkirakiraとか赤毛のアン原書とかNo.1ウンチャラdetective agencyとか、たくさん買って積んである本を早く読めるようになる!というわくわくした楽しいことが待っているという喜びの方がもしかしたら強いのかもしれません。
ぴくりんさんに少しでも追いつけるようにがんばりますよー♪
それでは、また!楽しい記事を楽しみにしています。
メガネ残念でしたね~(^▽^)

投稿: ノラ | 2007.03.15 23:12

ノラさん、こんにちは。ぴくりんです。
コメントありがとうございます。

多読をしていると、TOEICでは絶対お目にかかれない、いろいろな単語に出会うことができますよね。newtとかmaneなんて、ネイティブならば幼稚園児が知っていてもおかしくない単語ですが、"TOEIC頻出単語集"には絶対出てきませんもんね。TOEICのため「だけ」に英語を勉強するのではなく、生の英語にたくさん触れることがとても大切だということに、多読を通して知ることができました。

あと、「No.1ウンチャラ(笑)detective agency」は僕も読みました。ちょっと難しかったですが、アフリカというあまり馴染みの無い舞台設定も新鮮で、面白かったですよ。

では、Happy Reading!!

投稿: ぴくりん | 2007.03.17 23:25

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: TOEICでListening満点取りました。:

« The Fall (The Seventh Tower: Book 1) | トップページ | Tortoni Tremelo the Cursed Musician »