Lagoon Engine (Vol.2)
Lagoon Engine (Vol.2)
(8,000語 YL:4.0)
Lagoon Engineの第2巻です。第1巻同様、YenとJinの兄弟がMaga(凶)との戦いを繰り広げます。登場人物も段々増えてきて、おもちゃ箱をひっくり返したような賑やかさがあります。仲良く喧嘩してばかりのYenとJinの兄弟は、はたから見ると、ホントに「いいコンビ」ですね。
劇中で使われている用語は、Gakushi(楽師)やOmi(臣)、Maga(凶)など、日本語のものがとても多く、日本人にとってはイメージがしやすいのですが、英語圏の人には少々とっつきにくいかもしれません。でも、そういう人のために巻末に用語集が掲載されているのが親切ですね。
ところで、1巻を読んでから、この作品のタイトル(Lagoon Engine:ラグーンエンジン)の意味がよく分らなかったのですが、単に主人公がRagun(等軍:ラグン)という苗字のYen(焔:エン)とJin(陣:ジン)の兄弟なので、ラグーンエンジンなのですね。カタカナで考えるとすぐ分かったのですが、アルファベットで読むと、"Ragun Yen-Jin"からは"Lagoon Engine"を想像するのはちょっと難しいかもしれませんね。英語ネイティブの人が読んだらどういう感覚になるのかちょっと知りたいです。
評価:★★★
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