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2007.05.25

Walk Two Moons


Walk Two Moons
(51,545語 YL:5.0)

Salamancaはネイティブインディアンの血をひく13歳の女の子。彼女のお母さんは、ある日突然、家を飛び出してしまい、帰ってこなかった。そして父親とともに別の町で暮らすことになったSalamancaであったが、祖父母とともに、母親の足跡をたどって自動車でオハイオ州からアイダホ州に向かう旅に出る。道中、Salamancaは祖父母にいろんな話をする。お母さんの思い出、クラスメートの親友Phoebeのこと…。

「主人公が長旅の道中に車の中で回想を語る」という一風変わった形式で書かれています。時系列が「現在」と「回想」を行き来しますし、語られる回想も、両親のことや親友のこと、そして親友の母親やクラスメート、怪しい男のことなど、いろんな話題が入ってくるので、物語が断片的でとりとめがないように感じられるかもしれません。ですが、物語の後半に向かって、それらがきちんと収束していく展開が見事です。ラスト30ページがとても切ないですが、フィナーレはとても美しくまとめられていると思います。

難しい立場に置かれた多感な少女の気持ちをとても良く表現している、良作児童書だと思います。

評価:★★★★

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