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2007.09.30

The Trouble With Tulip
(A Smart Chick Mystery: Vol.1)


The Trouble With Tulip
(95,000語 YL:7.0)

新聞に家事のアドバイスコラムを持つ27歳のJo Tulip。彼女は結婚式当日の朝、何故か警察に呼び出される。近所の住人がおかしな死に方をしているので彼女に見てほしいという。そこで彼女が見た死体は、頭にトマトソースをかぶり、顔にはキュウリのペーストを塗り、手には靴下をはめていた。だが彼女には、その理由が一目瞭然だった…。

家事が得意な女性Jo Tulipが活躍するコージーミステリです。彼女が事件の解決に活用するTipsは、物語中でも言われていますが、少々「古臭い」感じがして味がありますね。ちょっと「茂子の節約家族」をほうふつとさせるものがありますな(笑)。

家事の他にも、仕事や恋愛、友情といった様々な要素を押さえてあり、きちんと整理された作品という印象を持ちました。

評価:★★★

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2007.09.26

不都合な真実


不都合な真実

地球温暖化の危険を訴えるため、世界各地で講演を続けるアル・ゴア元合衆国副大統領の姿を追ったドキュメンタリーです。

「地球温暖化は現実に起こっている問題である」と裏付けるために出される数々のscientific factsは圧巻ですね。温暖化を裏付ける研究結果は多数あるが、「温暖化など存在しない」ということを科学的に示した論文は1本も無いというのもうなずけます。

地球温暖化の最も恐ろしい点の1つには、「気候の変化に伴い、水の動きが変化する」ということがあるのですね。大きな湖が干上がり、多くの人が水不足に陥るかと思えば、氷河の崩壊による海面の上昇により、多くの土地が水没する(標高が低いオランダなどは、壊滅的な打撃を受ける恐れがあるのだそうです)。そして、海面温度の上昇が、カトリーナのような強大な台風を発生させ、甚大な被害を発生させる…。この映画を見ると、温暖化に関する様々な知識を、短時間で得ることができます。

ゴア氏は、講演する国によって話し方を変えているようなのですが、この映画は基本的にアメリカ向けの内容になっていますね。主要先進国で京都議定書に批准していないのは、米国と豪州だけであるとか、米国の温暖化ガスの排出量は、全世界の3割を占める等の情報が出てきます。もしアメリカ国民が、ゴア氏を大統領に選んでいれば、世界は今よりはちょっと良いものになっていたのではないかなぁ、と思います。でも、今さら過去を嘆いてもしょうがないですし、彼もこれからの世界をよりよいものにしていくべく、今できることを全力でやっているのだと思います。「我々は、テロとだけ戦っていればよいのではない。」この言葉を重く受け止めてくれる人が、次期合衆国大統領に選ばれることを願ってやみません。

Mottainaiの精神を持つ我々日本人も、地球を救うのに貢献できることが、きっといろいろあるはずですよね。

評価:★★★★

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2007.09.25

Clever Cat


Clever Cat
(814語 YL:1.5)

猫のTibsは、毎朝玄関の前で待ちぼうけ。ご主人さま一家が、朝の出勤や通学準備で忙しく、彼の朝ごはんがなかなか用意されないからだ。業を煮やした彼は、ある日、缶切りを使って自分でキャットフードの缶を開けた。ご主人さま一家は感心。「おお、なんと賢い猫だ。」そこで彼らは、Tibsの世話を彼自身に任せていくのだが…。

自分のことは何でも自分でできるようになった猫の絵本です。割とリアルな絵柄ですが、後ろ脚だけで直立歩行するTibsの姿が何ともいえずユーモラスですね。

「他人より優れたことができるのが賢いのではない。どうすれば自分が本当に幸せになれるかを知っていることが賢いということだ」という、なかなかに重厚なメッセージを、面白おかしく表現しています。Tibsがあくせく働く姿に、ついつい自分の姿を重ねてしまう、忙しいサラリーマンの方々も多いのではないでしょうか。

評価:★★★★

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2007.09.22

決めた。

最近、TOEICの点数もほぼ上限に達してしまい、多少マンネリ感も出てきたので、次の目標を考えました。それは…

英検1級を、取る。

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2007.09.21

800万語通過!!

"Harry Potter and the Order of the Phoenix"で多読800万語を通過しましたので、経過報告させて頂きます。

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2007.09.20

Harry Potter and the Order of the Phoenix


Harry Potter and the Order of the Phoenix
(257,045語 YL:7.5)

いつものようにDursley家で夏休みを過ごすHarry。しかし彼は復活したヴォー様(仮名)のことが気が気でならなかった。そんな折、従兄のDudleyと道端で口論していると、そこへ人の魂を吸い取るDementorが現れた!何とか魔法でDementor達を撃退したHarryだが、その後、彼に手紙が届く。「不用意な魔法の使用により、退学に処す。」Harryが、Hogwartsを…退学?

Harry Potterの第5巻です。今回、Harryは様々な問題によりストレスをかなりため込んでいます。真実を言っても誰も信じてくれないし、親友のRonとHermioneは彼に何か隠しているみたいだし、新しいUmbridge先生は権力を振りかざすし、Dracoはいつものように挑発してくるし…。以前からHarryは少々沸点の低い奴だと思っていましたが(失礼な(笑))、爆発しそうな感情を抑え込むのに必死です。

でも、よくよく考えると、Harry達が抱える悩みは、我々Muggle(笑)の生徒が抱える悩みと共通のものもたくさんありますよね。授業、宿題、テスト、成績、スポーツ、理不尽な先生、意地悪な生徒、友情、女の子、そして進路…。このように魔法の世界特有でない一般的な悩みをたくさん描いているところが、この作品が世界中で受け入れられる理由の1つかもしれませんね。

キャラクターに目を向けると、シリーズ当初は「のび太」的扱いだったNeville君と、以前はHarryを見てもじもじしているだけだったGinnyちゃんがすごく成長してたくましくなっていると思います。

ストーリー全体としては、今回は今までと比べると「伏線張りまくり度」がちょっと低いような気がします。物語の中盤あたりでは中だるみ感があるのは否めませんが、終盤はさすがに手に汗握る展開になります。具体的には第34章くらいから(笑)。

評価:★★★★

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2007.09.18

Terrific


Terrific
(675語 YL:1.0)

バミューダへの無料旅行に当選したEugeneは、船上にいた。「素晴らしい。きっとひどい日焼けになるぞ。」しかしその船が沈没。海の上に残された彼曰く「素晴らしい。きっとサメに食われてしまう。」しかし彼は小さな島に漂着。「素晴らしい。人食い人種に食われてしまうだろう。」しかしその島にいたのは、おしゃべりなオウムが一羽…。

ひねくれ者のEugeneと、かしこいオウムのやりとりが楽しい絵本です。南の島にバカンスに行くのに、一昔前の私立探偵のようなトレンチコートというEugeneの姿からも、いかに彼がひねくれているかが分かります。また、無表情な感じでEugeneに的確な指示を出すオウムもなかなかいい味出してます。

評価:★★★

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2007.09.15

The Sun Egg


The Sun Egg
(1,500語 YL:1.0)

森の中の木のうろに妖精が住んでいました。彼女は森の鳥たちと友達だったので、鳥の卵が木から落ちているのを見つけると、母鳥のところまで持って行ってあげました。ある日、彼女は森の中で黄色い大きなまるいものを見つけました。「これは何かしら?そうだ!きっとお日さまのたまごだわ!」彼女は、その「お日さまのたまご」をどうしようか、森の仲間たちと相談します…。

妖精たちが「お日さまのたまご」を前にあーだこーだ議論する物語です。実はその「たまご」は我々にとってはごくありふれた物なのですが、彼女たちにとっては「見たこともない謎の物体」なのですね。そこで彼女たちが想像力や知恵を絞って考えているところがなんとも可愛らしいです。

評価:★★★

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2007.09.12

Hanna's Sabbath Dress


Hanna's Sabbath Dress
(500語 YL:1.0)

Hannaはお母さんにすてきなドレスを作ってもらいました。うれしくなったHannaは、そのドレスを着て外へ飛び出しました。森の中で、彼女は大きな荷物をもったおじいさんに出会いました。彼女は荷物を運ぶのを手伝ってあげましたが、荷物の木炭のせいで、ドレスは真っ黒になってしまいました…。

真っ白なドレスから、短い手足が出ているHannaの姿がとても可愛く描かれています。おすまししたり、喜んだり悲しんだりと、表情も豊かです。とても優しい感じのする絵本ですね。

評価:★★★

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2007.09.11

The Monster Storm


The Monster Storm
(500語 YL:1.0)

5歳の怪獣Dennisは、お世辞にも怖いとは言えない怪獣。とてもおりこうさんでお母さんの言うことをよく聞く。道を渡る時は、お母さんのしっぽを離さない。そんな彼が家に帰る途中、怖い雷雲が襲ってきた。無事に家に帰ってきた彼は、勇ましくも、おなべややかんで武装して家を飛び出します。「あんな雲、ボクが追っ払ってやる!」

子供の怪獣Dennisの物語です。とにかく彼の表情がユーモラスですね。本人はいたって真面目なんでしょうけど、その頑張っている姿が何とも微笑ましいです。文章も韻を踏んでいて面白いです。こういう文章がリズミカルに読めるようになるといいなぁ。

評価:★★★

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2007.09.10

Noah's Ark


Noah's Ark
(804語 YL:1.0)

神は怒っていた。彼が創造した人間達が、邪悪に染まっていくからだ。神は、洪水を起こして世界を一掃することにした。だが、Noahは心正しき人間であったので、神は彼に告げた。「方舟を造りなさい。そして、そなたの家族と動物を乗せるのです。40日間雨が降り続け、地上のものたちは死に絶えるが、そなた達は生きのびるでしょう…」

「ノアの方舟」の物語です。ストーリーは誰もが知っている通りなので、特に述べることは無いのですが、方舟に乗る様々な動物の姿が、とても丁寧に描かれているのが印象的です。

評価:★★★

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2007.09.06

TOEIC結果

1か月ほど前に会社で受験したTOEIC IPテストの結果が返ってきました。今回の結果は、Listening 495点、Reading 480点で、合計975点と、自己最高を45点更新することができました。

続きを読む "TOEIC結果"

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2007.09.05

Princess Furball


Princess Furball
(2,293語 YL:3.0)

昔々、とある国に美しいお姫様がいました。彼女は父親が勝手に決めた望まない結婚から逃れるために、お城を抜け出します。つぎはぎの毛皮に身を包んだ彼女は、森の中で他の国の若い王様に捕らえられます。誰も彼女のことを知らない国で、彼女は王室の召使いとして働かされますが、舞踏会の夜、彼女は美しいドレスに身を包んで王様の前に現れます…。

「世界に500以上あるシンデレラストーリーのバリエーションの1つ」だそうです。主人公が実は高貴なお姫様だったというのが、普通のシンデレラストーリーとちょっと違いますね。また、彼女は自分の存在を若い王様に気付いてもらうために、王様のために作ったスープの中に、自分の指輪を入れたりなんかします。この辺に「わたしに気づいてー」という策略のようなものが垣間見えるのが面白いです。それにしても、スープの中に指輪を入れるなんて…王様がそのまま飲み込んで、おなかの中に入っちゃったらどうする気だったんでしょうか(笑)。

評価:★★★

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2007.09.02

Deltora Quest コンプリート!

最終巻の"Return to Del"を読んで、Deltora Questを読破しましたので、簡単に総括しておこうと思います。

「Shadow Lordによって倒されたDeltora王国を復活すべく、7つの宝石を求めて冒険をする」という、そのままロールプレイングゲームにでも出てきそうな設定で、主人公Lief達の目的は非常に単純明快です。で、ストーリー展開としても、各巻の最後で、宝石を守る「中ボス」との対決というお決まりのイベントが待っているので、とても分かりやすいです。

ただ、各所に散りばめられた「謎」はなかなか凝っていて、読者を唸らせますね。基本的には「知恵と勇気と友情」で窮地を切り抜けていくのですが、「知恵」が占めるウェイトが非常に高いですね。単純にクイズのようなものになっている場面もあり、読者挑戦型の謎解きとしても、かなり練られていると思います。

一緒に冒険をする主人公Liefら3人をはじめ、キャラクター達もなかなか魅力的ですが、そんな中でも一番は、謎を秘めた男Doomですね。その名前もさることながら、敵なのか味方なのかよく分からないところがミステリアスで非常にいいです。あと、主人公3人は、重大な使命を背負っている割には、人を信用して騙されることが多すぎですね。読んでいるこっちが「そんなもん絶対罠に決まってるだろぉぉ」というところで見事にひっかかったりしています(笑)。でも、この物語は「XXXと名乗っている人物は、実はYYYだった」というのが多々あったり、誰にでも姿を変えられるOlというShadow Lordの手先もいたりするので、物語中で戦う主人公3人にとっては、「誰を信じて誰を疑うべきか」を判断するのが難しいであろうことは確かです。「Deltora王国の真の継承者は、実は***だった」なんて、読んでいるこっちも全く想像していませんでした。

1冊あたり25,000語前後と、児童書としてはそんなに分量が多くない部類に入っていると思いますし、「いつかは、ハリー・ポッターのようなファンタジーを原書で読めるようになりたい!」と思っている人には、入門用として絶対オススメのシリーズです。

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