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2007.11.14

目にあまる英語バカ


目にあまる英語バカ

巷にあふれる「英語に憧れる人々」や、数々の「英語教材」を批判した本です。芸能人の○○は英語が上手だけど、××はヘタクソだとか、△△という教材をやるだけで英語が上達すれば苦労は無いなど、数々の批判が延々と続くので、途中で辟易してしまいます。話の断片だけを取り上げると、多少同意するところも無くはないですが、正直なところ「自分が言いたいことを言いたいように言っている」だけで「どうしたら自分が伝えたいことが読者に的確に伝わるか」ということを、著者はほとんど考えていないのではないかと思います。「私はお金持ちで、なおかつとても暇なので、他人の悪口を聞くのに1,200円を払っても全然構わない」という人以外にはあまりお勧めできません。

著者の意見は「語学力を獲得するためには毎日毎日血もにじむような努力が不可欠。その覚悟が無い人間は、やるだけ無駄なのでやめた方がいい」ということのようです。つまり、「目標(実用的な英語力)が達成されなければ、過程(努力)は全く無意味である」ということですね。だとすれば、机にかじりついて勉強することもなく、子供が読むような本を累計1,000時間近くもダラダラと読み続けるだけで、今だに児童書を読むのに苦労して、ベッカムの英語も聞き取れない僕は、この本の著者からすると「英語バカ」の最たるものですね。でも、僕の場合は英語力の獲得という「目標」に対して、読書という「過程」をとても楽しんでいるので、たとえ目標が達成できなかったとしても、不幸だとは思わないし、後悔はしません。英語バカと呼びたければ呼べばいい。あなたにそう呼ばれただけで、明日から洋書を読むのをやめる気は全くありません。日本語/英語を問わず、もっともっともっともっといろんな本や物語に出会いたいと思っています。

評価:★

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