The Giant Ball of String
The Giant Ball of String
(683語 YL:1.0)
小さな炭鉱の町Rumpus Ridgeの若者達は、何世代もの間、糸を集め続けて大きな糸玉を作り上げ、それを誇りに思っていた。だけどある日、嵐でその糸玉が流されて、下流の町Cornwallにたどり着いた。Cornwallの住人達は、その糸玉を自分たちのものにしようとしたが、Rumpus Ridgeの若者達による巧妙な「糸玉奪還大作戦」が始まった!
大きな糸玉をめぐる物語の絵本です。「大きな糸玉が町の大事な宝物」という舞台設定も独特ですが、Rumpusの住民達(なぜかみんなブタ)が考える作戦もまた常識外れで面白いです。荒唐無稽な展開を素直に笑って楽しめる作品です。小さなブタ達がたくさん描かれているイラストも、ほのぼの感があふれてとても微笑ましいです。
評価:★★★
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