Sylvester and the Magic Pebble
Sylvester and the Magic Pebble
(1,283語 YL:1.0)
ロバのSylvesterは、珍しい色や形の小石を集めるのが大好き。ある雨の日、彼は宝石のように赤く輝くまんまるな石を見つける。その石を手にとって「雨が止むといいのに」と願うと、ぱったりと雨がやんだ。「すごい!この石は願いを叶える魔法の石だ!これさえあれば何でもできる!」早速パパとママに知らせようと急いで家に帰りますが、その途中で、怖いライオンに出合ってしまい、思わず彼が願ったのは、とんでもないことでした…。
魔法の石を手にしたロバの物語です。その石のおかげで彼は大変な事態に直面してしまうのですが、「結局のところ、一番の幸せは、魔法の石を手に入れるずっと前から持っていたもの」という、とても温かみのあるラストで完結しています。
作者のWilliam Steigの作品には、この作品の他にもShrek!など、なかなか味のある作品がたくさんありますね。
評価:★★★
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