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2008.09.30

Penguin Pete


Penguin Pete
(647語 YL:1.8)

南極に住むペンギンのPeteはまだ小さくて泳げません。でも、氷の上を滑ってみたり、空を飛ぶのに挑戦したり、いろいろなことをする毎日です。

子ペンギンPeteの日々を描いた絵本です。絵柄がとても可愛くて、ほのぼの感満載ですね。Peteの喜怒哀楽の表情を眺めているだけでも癒される感じがします。

評価:★★★

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2008.09.29

Life of Pi


Life of Pi
(100,885語 YL:7.6)

インドに住む少年Piは、動物園のオーナーの息子。彼の一家はカナダに移住すべく、動物たちとともに日本の商船でインドを発つ。しかし航海の途中で船は沈没。救命ボートで命は助かったPiであったが、同じボートに乗り合わせたのは、大きく強いベンガル虎…。小さなボートを舞台に、一人と一頭の漂流は続く…。

大海原を虎と共に漂流する一人の少年の物語です。少年Piの航海は200日以上にもわたり、渇き、飢え、嵐、日照り、孤独、死への恐怖など、ありとあらゆる困難に満ち溢れています。それらを乗り越え、「生きる」という意思を持ち続けたPiの信念の強さには感動を覚えます。状況設定としてはとてもありえないような状況ですが、そこでのPiの心理の描写などはとても克明でリアリティに溢れています。

でも、この物語は単なる「極限状態における人間ドラマ」で終わっていません。物語の終盤で、語り手であるPi自身が問いかけます。「あなたはこの信じられない話を信じますか?」と。Piの話を最後まで読んだ人なら、きっと彼を信じたくなると思います。

最初の方は少々かったるい感じもしますが、ぜひ最後まで読んで読後感をじっくり味わってほしい作品です。

評価:★★★★★

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2008.09.23

Mary Smith


Mary Smith
(332語 YL:1.0)

Mary Smithは毎日夜明け前に起きて出かけます。パン屋さんの前に着いたら、手に持っている筒に豆を詰めて、プッと一吹き!飛んで行った豆はパン屋さんの窓に当たってコツン!パン屋さんは目を覚ましますが、Maryはすでに次の家に向かっていました…。

町中の人を起こして回るMaryの絵本です。まだ目覚まし時計が発明される前には、イングランドにはMaryのようなknocker-upと呼ばれる人達がいて、家々の窓を叩いて町中の人を起こしてまわったそうです。Maryがみんなを起こさなければ、町中の誰も起きないということで、ある意味すごく重要な仕事ですよね。お寝坊な自分にはとても務まりません(笑)。

評価:★★★

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2008.09.18

The Great Corgiville Kidnapping


The Great Corgiville Kidnapping
(4,066語 YL:3.0)

ウェルシュコーギーのCalibはCorgivilleの町に住む探偵。彼は最近町に増えだしたアライグマ達の行動を不審に思っていた。そんな時、町でも有名な「世界一大きいニワトリ」のBabeが誘拐されてしまった!Corgivilleの町は大騒ぎ。探偵のCalibは、Babeを無事に救出することができるのだろうか…?

ニワトリを救出すべく頑張る探偵犬Calibの絵本です。ストーリーだけみると、誘拐事件、捜査、敵との対峙や脱出など、ハラハラドキドキが連続する冒険物語です。ですが、いかんせん主人公のCalibが手足の短い胴長のウェルシュコーギーなので、緊迫感の中にも何とも言えないほのぼのとした雰囲気が感じられます。Calibの活躍を見ると、「頑張れ~」と後ろから応援してあげたくなりますね。

絵本にしては英文や単語の難易度が少し高いような気もします。

評価:★★★

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2008.09.15

The Other 90%: How to Unlock Your Vast Untapped Potential for Leadership and Life


The Other 90%: How to Unlock Your Vast Untapped Potential for Leadership and Life
(71,311語 YL:6.0)

潜在能力を引出し、よりよい人生を送るための自己啓発書です。と言ってもオカルト的なものではなく、他者との信頼関係(Trust)、活力(Energy)、未来を予見する力(Farsightedness)、前へ踏み出す勇気(Nerve)の4点をキーポイントとして挙げ、それぞれを向上させるための日々の生活におけるTipsのようなものが多数記載されています。

こういういわゆる自己啓発書というのはあまり読んだことがないので、同様の他の本との比較という点で述べるのはなかなか難しいですが、内容がきちんと整理されて、よく書かれているのではないかと思います。欲を言えば、図表が少ないので、もうちょっとビジュアル表現を使ってほしかったです。例えば、Energyの章で疲れを取るための「ツボ」なんかが紹介されているのですが、文章だけではイメージがつかみにくかったです。

巻末に参考文献一覧が記載されているところは非常に好感が持てますね。本書で述べられているいろんな主張の信憑性に疑問がある場合は、参考文献を確認して根拠の妥当性が確認できますからね。

この本に載っていることをどれだけ実践でき、どれだけ幸せになれるかは分かりませんが、姿勢が悪いとパワーが出ないということなので、とりあえずきちんとした姿勢を取るように心がけようと思いました。

評価:★★★★

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2008.09.11

How to Make an Apple Pie and See the World


How to Make an Apple Pie and See the World
(752語 YL:1.0)

アップルパイを作るのはとても簡単。お店で材料を買ってきて、まぜて焼いたら出来上がり。でもお店がお休みだったら…。その時は船でイタリアに行って小麦を刈って、つぎは列車でフランスに行ってニワトリをつかまえて、それからそれから…。

アップルパイを作るために、材料を求めて世界中を飛び回る女の子の絵本です。この突拍子もない設定がいいですね。色んな国の風景も楽しめますし、人々、動物たちも躍動感にあふれ、とても楽しげで生き生きと描かれています。

絵を眺めているだけでも、(ちょっとだけ)世界旅行の気分が楽しめます。オチもきちんと用意してあり、最後にクスっと笑えます。

評価:★★★★

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2008.09.06

Wicked: The Life and Times of the Wicked Witch of the West


Wicked: The Life and Times of the Wicked Witch of the West
(151,088語 YL:8.0)

Melenaは陣痛を迎えていた。しかし彼女の家には、暴徒と化した民衆が押し寄せてきていた。何とか逃げ延びた彼女が産み落としたのは、不気味な緑色の女の子。後にElphabaと名付けられ、「西の邪悪な魔女」と呼ばれることになる女性の誕生であった…。

「オズの魔法使い」に出てくる「西の邪悪な魔女」の人生の物語です。生い立ち、学生時代、そして魔女と呼ばれるようになり…、よくも原作からここまで話を膨らましたものだと感心します(笑)。

Elphabaはその容姿や自分に正直な性格により、様々な困難に直面します。幸せな場面が少なく(つかの間の幸せも不倫だったり)、つらい人生を歩んできただけに、何故Dorothyのような異世界からやってきた小娘に殺害されるはめになってしまったのかという、やるせない気持ちになります。背表紙にある「我々はもうオズの魔法使いの物語を以前と同じようには見られない」という紹介文にウソはありませんね。

各章の間で、数年というスパンで空白がはさまったり、英語がかなり難しめだったりしたために、理解するのが困難な場面も多々あったのがちょっと残念ですが、強烈なインパクトを持った作品であることは間違いありません。劇団四季がこの作品のミュージカルを上演中だそうで、ちょっと見に行きたい気分ですね。公式サイトで確認すると、原作とはかなり違ったストーリーになっていそうですけどね。

評価:★★★★

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2008.09.03

Little Hobbin


Little Hobbin
(1,064語 YL:1.0)

Hobbinは小さな男の子。車輪のついたベビーベッドをお母さんに押してもらって、部屋中を走り回るのが大好き。でもお母さんが疲れきって眠ってしまうと、Hobbinは面白くない。そこで自分のパジャマを脱いで、船の帆のように広げると…なんとベッドが宙に浮き始めた!それを空の上から見ていたお月さまは…。

ベビーベッドに乗ったHobbinの冒険(?)の絵本です。真夜中に起こった不思議な出来事を、幻想的なタッチで描いています。ストーリー自体はちょっとまとまりのない感じもしますが、なんとも不思議な雰囲気のある絵本です。

評価:★★★

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