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2008.11.28

Stillwatch


Stillwatch
(121,930語 YL:8.0)

TVジャーナリストのPatは、初の女性副大統領になると目されているAbigail Jennings上院議員の特集番組を制作するために、ワシントンに移る。しかし、引っ越しの前に何者かが彼女に脅迫する。「ワシントンに来るんじゃない。あの家に住むんじゃないぞ。いいな。」あの家とは、Patが小さい頃に住んでいた家。Patの父が母を射殺し、そして自殺した家。それでもその家に引っ越してきたPatであったが、そこにはまたもメッセージが。「来るなと言ったはずだ…。」

政界を舞台にしたサスペンスです。主人公のPatが番組制作の取材の中で、Abigail議員にまつわる様々な不可解な事実を探り当てていくたびに、彼女自身に危険が迫ってきます。それと同時に、彼女の両親の記憶が少しずつ戻ってきて、事件の真相が次第に明らかになってきます。Abigail議員やその運転手のToby、そしてTV局の局員など様々な人々の思惑が絡み合い、しかもそれらがPat自身の昔の記憶と少しずつリンクしていく展開が見事で、どんどん先が読みたくなっていきました。

「刑事もの」なんかとはまた違った感じの緊迫感があって、娯楽サスペンス作品として十分に楽しめる一冊です。

評価:★★★★

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