逆転裁判2
弁護士Nickの助手Mayaは霊媒師。彼女はクライアントから、事故死した看護師との交霊を依頼される。ところが、「交霊の間」で交霊が開始されると、中から銃声が…。そして部屋の中には、クライアントの息絶えた姿と、返り血を浴びたMayaが…。Mayaの体を乗っ取った看護師が殺人を犯してしまったのか?Nickは、逮捕されたMayaを救うことができるのか…?
逆転裁判の続編です。前作同様、米国バージョン収録で、全編英語でプレイできます。登場人物は、相変わらずベタベタで「濃いぃ」感じの人が多いです。ゲームの発売元であるカプコンが関西の会社であることと関係があるのだろうか(笑)。Gunshoe刑事をはじめ、EdgeworthやLotta、Ms.Oldbagなど前作の登場人物も多数登場して、なつかしい感じもします。
前作では、証言者の嘘を暴くのは法廷だけでしたが、今回は、サイコ・ロックというシステムを導入して、裁判前の情報収集の場面でも、証言者が隠している秘密を暴く必要があります。ゲームシステムとしても、楽しみが1つ増えた感じですね。
今回、Nickは「被告の無罪を勝ち取る」ことよりもはるかに大きな困難に直面します。そこで彼は「弁護とは何か?正義とは何か?」と苦悩します。ある意味すごく重いテーマを扱っていると言えますね。それでもシリアスになり過ぎずに、ゲームとして純粋に楽しめる作りになっているのには感心します。
物語には次回作への伏線みたいなものも残されていますね。ずるいなあ。こうなると、続編もプレイせずにはいられないじゃないか(笑)。
ところでこのゲーム、人気があるのでとうとう宝塚歌劇にまでなってしまったようですね。すげい。ちなみに歌劇版の主人公の名前は「フェニックス・ライト」。米国バージョンの名前です。米国バージョンを楽しんだ自分としては、なんかちょっと嬉しい感じです。
評価:★★★★★
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