ハイテーブルでお食事を
今回の訪問先の大学教授のご好意により、オックスフォード大学のとあるカレッジの夕食に招待して頂きました。で、先生のゲストということで、学生達とは別の「ハイテーブル」というテーブルで食事をさせて頂きました。
食堂では、長いテーブルの脇にいくつも椅子が並んでおり、そこにガウンを身にまとった学生達が着席します。ハイテーブルとは、学生達の机とは別に一段高い場所にあります。短いお祈りの後、そこに座って食事をしました。テーブルの上の燭台の明かりや、その横で食事をする学生達を見ながら食事をしていると、さながらハリーポッターの映画の一場面に迷い込んだかのようで、くらくらします。雰囲気とシェリーとワインにすっかり酔って、何を食べたのかあまり思い出せない(笑)。
ちなみに、普段はハイテーブルの方々には、学生とは違う料理が出されるのだけど、金曜日(だったかな?うろ覚え)だけは、先生も学生達と同じものを食べるのだそうです。食事の場では、「このカレッジのシェフが他のカレッジに高い給料で引き抜かれた」という話題で盛り上がっていました。大学の人にとってシェフの異動は、先生の異動よりもある意味大事件なのかも(笑)。
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