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2009.06.04

Snakehead


Snakehead
(70,000語 YL:9.0)

人間の母Danaeと、全能の神Zeusとの間に生まれたPerseusは、旅先で美しい女性Andromedaに出会い、互いに強く惹かれあう。しかし彼女は、海神Poseidonの怒りを鎮めるための生贄になる運命だった。そしてDanaeを我が物にしようとたくらむ暴君Polydectesは、Perseusを亡き者にすべく、彼に命じた。「見る者を石に変えてしまうというMedusaの首を取って来い。」大切な人々の運命を一身に背負い、Perseusは旅に出る。女神Athiniの盾とHermesの靴を携えて…。

ギリシア神話のPerseusの戦いの物語です。英語の難易度はかなり高いですが、とてもドラマチックな物語で、楽しく読めました。主人公のPerseusを、恐れを知らぬ勇猛果敢な戦士としてではなく、一人の悩める青年として描いたところがポイント高いですね。恐ろしい魔物Medusaが、神の怒りをかったというだけの罪の無い美しい女性だったというのを聞いて、Medusaの首を取ることは、人殺しをすることになるのではないかと悩んだりします。それでいて、いざという時にはすごい意思の強さを見せます。生贄になるAndromedaのことを想った時の言葉がスゴイです。"I was born to save her."…なかなか言える台詞じゃありませんね。

それにしても、ギリシア神話の神々はいつ見ても個性的で面白いですね。彼らは完璧な存在ではなく、ケンカしたり浮気したり、ついカッとなって過ちを犯したりします。彼ら神々がとても「人間らしい」ところが、ギリシア神話の魅力なのでしょうね。

評価:★★★★

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