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2009.07.28

The Voyage of the Dawn Treader
(The Chronicles of Narnia)


The Voyage of the Dawn Treader
(52,078語 YL:7.4)

かつてNarnia王国を救ったEdmundとLucyは、いとこのEustaceの家に泊まっていた。彼らは、Eustaceの家の不思議な船の絵に吸い込まれてしまう。そしてたどり着いた先は、大海原を渡る船、Dawn Treader号だった。そしてその船に乗っていたのは、Narnia王国でEdmundとLucyが助けたCaspian国王だった。彼は、行方不明になった、父の7人の友人を探しに東へ向かっているという…。

The Chronicles of Narniaシリーズの一作です。EdmundとLucyが船旅の中で、様々な島を見つけ、そこで様々な出来事が起こります。倒すべき強敵が出てくるわけでもなく、雰囲気はこれまでの作品とちょっと変わっていて面白いですね。様々に起こる荒唐無稽なイベントが面白いですね。ちょっと「不思議の国のアリス」や「ガリバー旅行記」なんかとテイストが似ているような気がします。個人的には、Eustaceとドラゴンのエピソードが気に入っています。

威張りんぼうで弱虫のEustaceの存在が、物語のいいアクセントになっていると思います。最近Edmundがおりこうさんになってきてしまっているので、こういうキャラがやっぱり1人くらい必要ですよね(笑)。

評価:★★★★

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2009.07.22

Bec
(The Demonata: Vol.4)


Bec
(61,933語 YL:6.0)

少女Becが住む砦には、夜な夜な多くの魔物たちが襲ってきた。そんな中、「速く走れ!」と片言の言葉しか喋らない少年がやってきた。どうやら彼の一族が助けを求めているらしい。Becは、父親代わりのGollらとともに、少年の仲間を助けるべく出発するが、Becに課せられた使命は、彼女の想像を大きく超えるものだった…。

Demonataシリーズの第4巻です。ダレン・シャンの作品にしては珍しく主人公が女性ですね。ちょっと目新しい感じ。いろんな困難に遭遇しながらも、自分の使命を果たすべく前に進み続ける小さなBecの姿はカッコいいですね。Becを導く老人Drustや、部族長の息子で臆病者のくせに王座を狙うConnlaなど、裏で何かを考えているような登場人物が多く、謎めいた雰囲気でストーリーが進みます。

結末はかなり残酷でショッキングですが、このままでは終わらないような雰囲気もちょっと出ていますね。

評価:★★★

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2009.07.15

Peony in Love


Peony in Love
(105,000語 YL:9.0)

王朝が明から清へと移った17世紀の激動の中国。外界から隔離されて育てられた16歳のPeonyは、彼女の家に招かれていた詩人のRenに恋をする。しかしPeonyには親に決められた婚約者がいた。Renへの募る想いを、歌劇"The Peony Pavilion"の本の余白に書きつづるPeonyは寝食を忘れ、次第にやつれていった。そして、婚約者が実はRenだと知った幸せの絶頂の直後、彼女は息をひきとってしまう…。

女性達の生死を超えた愛と、詩文への情熱を描いた物語です。主人公のPeonyは、最初の方は「Renがスキスキ」状態で、箱入りお嬢様のナヨナヨした恋愛物語かと思いましたが、意外や意外、彼女は死後に外の世界に出て、多くの真実を知ることになります。革命の最中での残虐な行為や、美談の裏に隠された醜い真実、そして死者にすら向けられる嫉妬や憎悪…。さらに適切に埋葬されずに幽霊となったPeonyは、苦難の日々を送ります。そんな中でも彼女はRenを愛し続け、彼を助けます。

夫を立てて自分はおとなしくしているのが良き妻とされた時代においても、多くの女性達が自分たちの気持ちを表そうと、文章を綴ったようですね。それこそ「命を削ってまで」筆を取り続ける彼女達の姿には、圧倒されるものがあります。

第一印象とは裏腹に、重厚でとても読みごたえのある作品でした。ちなみに、この物語の主人公Peonyは、実在した人物だそうです。

評価:★★★★

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2009.07.08

Peter in Blueberry Land


Peter in Blueberry Land
(970語 YL:1.0)

ある朝、Peterはお母さんへの誕生日プレゼントにするためのクランベリーとブルーベリーを摘むために、森へ行きました。でも、どこにも見当たりません。しまいに、切り株に座り込んで泣き始めてしまいました。そこへ、リンゴくらいの大きさの、とても小さなおじいさんがやってきました。「元気を出しなさい。わしはブルーベリーの国の王様じゃ。ブルーベリーのあるところへ連れて行ってやろう。」と言っておじいさんがPeterを杖でつつくと、Peterの体も小さくなってしまいました!

体が小さくなったPeterが出会う青いブルーベリーの男の子達と、赤いクランベリーの女の子達の表情がとてもかわいいですね。赤と青の対比も鮮やかで、美味しいベリーの味が伝わってきそうです。絵柄は優しいタッチと色使いで、ほのぼの気分にひたれる一冊です。

評価:★★★

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2009.07.06

Don't Let the Pigeon Drive the Bus!


Don't Let the Pigeon Drive the Bus!
(106語 YL:1.0)

バスの運転手さん曰く「ねえ、キミ。僕はちょっとあっちに行ってくるから、ちょっとバスのこと見ていてくれない?いいかい、決してハトにバスを運転させちゃだめだよ!」で、運転手さんがいなくなるとハトが出てきて「ちょっと運転してみてもいい?気をつけるからさぁ…。」

バスを運転したがるおかしなハトの絵本です。「ちょっとだけだから」とか「いとこも運転している」とか「5ドルでどう?」などいろんな理由でおねだりして何とかバスを運転しようとするハトの必死な姿が非常に微笑ましくてナイス。よくもこれだけいろんな言い訳を思いつくもんだと感心したり。でも、自分も小さい頃、親におねだりした時なんか、こんな感じだったのかなぁ、と思ったりして。

評価:★★★

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2009.07.04

足裏測定

フィットネスクラブに通いはじめたのですが、以前使っていたトレーニングシューズが少しきつくて足に合わなくなってきたようなので、新しいものを探しに行きました。

で、スポーツショップに行くと「足裏測定」というのをやっていたので、せっかくなので測定してもらいました。

続きを読む "足裏測定"

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2009.07.01

Prince Caspian
(The Chronicles of Narnia)


Prince Caspian
(44,740語 YL:7.0)

かつてNarniaの国で冬の魔女を倒し、国を治めたPeter, Susan, EdmundとLucyは、イギリスで普通の子供として暮らしていた。しかし、駅で学校へ向かう列車を待っている時、彼らは何者かに突然引き寄せられていく。そしてたどり着いたところは、荒れ果てたNarniaだった…。

Pevensie家の4きょうだいが力を合わせて再度Narniaを救う冒険を描いたファンタジーです。今回彼らが対するのは、Narniaを乗っ取ってCaspian王子の命を奪おうとするMiraz国王です。Mirazは魔法が使えるわけではない、いわば普通の人間なので、冬の魔女に比べると、ちょっと迫力に欠ける面がありますね。登場人物では、Aslanを信じ、どこまでも真っすぐなLucyがやっぱり印象に残ります。そんなLucyに意地悪だったEdmundが、彼女に対して優しくなってるのがちょっと意外。

でも、タイトルにもなっているCaspian王子、逃げてばっかりであまり活躍してないよな(笑)。

評価:★★★

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