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2010.02.20

Captain Underpants and the Invasion of the Incredibly Naughty Cafeteria Ladies from Outer Space


Captain Underpants and the Invasion of the Incredibly Naughty Cafeteria Ladies from Outer Space
(6,076語 YL:4.3)

地球征服をたくらむ謎の宇宙人が、カフェテリアのおばさん達に化けて学校に侵入。彼らの用意した「即効悪者ジュース」を飲まされた者達は、宇宙人の手下となってしまう。宇宙人やクラスメイト、そして巨大植物とも戦うことになったGeorgeとHarold、そして我らがCaptain Underpants!地球の未来は、彼らの活躍にかかっている!!!

Captain Underpantsの第3弾です。相変わらずバカバカしいですが、第3巻にもなると、ちょっとマンネリ感が出てきた感じもします。敵が宇宙人というのも、ちょっとイマイチですねぇ。第2巻の「巨大トイレロボ」とかに比べると、お下品さがちょっと足りません(笑)。

評価:★★★

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2010.02.17

Fooled by Randomness: The Hidden Role of Chance in Life and in the Markets


Fooled by Randomness
(89,000語 YL:9.0)

株式市場や投資家を題材に、ランダムな事象やそれに影響を受ける人々の心理について述べたビジネス書です。モンテカルロシミュレーション等の数学的な道具を使っていますが、小難しい数式や理論はほとんど無く、読み物として楽しめるようになっています。(英語はちょっと難しめですけど)

人は成功すると、それを自分の能力のせいだとして、失敗すると偶然のせいにするのだそうです。長年利益を出し続けたトレーダー達が急激な市況の変動で大損失を被った場合、口をそろえて「俺の理論は間違っていなかった。今回はたまたま運が悪かっただけだ」と言うらしいです。(決して今までの成功が偶然だったとは考えない)

ですが、株式市場へ参加する投資家の数が膨大であれば、そのうちの何人かが「たまたま偶然」大儲けをしても、それは確率的に全く不思議ではないことを指摘しています。

だからと言って「大儲けしている奴らは全員運がいいだけだ。能力なんて関係ない」というわけではないとも著者は指摘しています。「成功している間は、それが能力によるものなのか、偶然の産物なのかは判別できない」と、とても論理的に述べています。


この本を読むと、

「10年間無敗の最強トレーダー」に、老後の安定した生活のための資金の運用を任せていいのかどうか

とか、

「半年間で○億円稼いだカリスマ主婦の投資法」を真似してもいいものかどうか

とか、

よく当たると評判の占い師が、「ライブドアの株価は今後5倍に上がる」とテレビで言っていたが、信用して株を買ってよいものかどうか

とか、

「検察は私を不起訴にしました。つまり私の潔白が証明されたということです」と自信たっぷりに話す幹事長の言葉を信用していいのかどうか

などの問題に直面した際に、確率的、論理的な面から的確な判断を下すヒントをいくつも見つけることができると思います。


さらに特筆すべきことは、この本が、単にウォール街の強欲トレーダーが確率に踊らされて地獄に落ちるのを嘲笑することを目的にしているのではないことです。そればかりか、感情で動く人間(読者やこの本の著者自身も含む)や動物達は、過去の経験に縛られたり、意味の無いものに(後付けで)意味を見出そうとする習性から抜け出せないことを指摘しています。確かに、確率的な観点からすれば、我々が宝くじを買ったり、星占いをチェックしたり、ゲンを担いだりするのは、無意味で愚かな行為のように思われます。

それでは、私達はただ確率の荒波に身を任せるだけで、何もできないのでしょうか。そんな疑問を持つ読者に対して、著者はこんなメッセージを贈っています。

「幸運の女神が操作できないのは、あなたの行動だけなのです。Good luck。」

"A Finantial Times best business book of the year"という称号はダテではないですね。株式トレーダーになりたい人や、これから経済学を専攻しようとする学生さんは必読です。

評価:★★★★★

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2010.02.11

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか


仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか

ビジネスマン向けの体力作りの指南書です。タイトルと内容はちょっと違う気もしますが、最近流行りの書名は「なぜ○○は○○するのか」とか「○○力(りょく)」などのようなので、「売れ筋」のタイトルをつけたということだと思います。

で、仕事のできる人とトレーニングが続けられる人の共通点は、

1. 明確な動機がある。
2. 具体的な目標を立てられる。
3. 計画を立てて実行できる。
4. あきらめずに継続できる。

ということのようです。確かに、多くの部下を的確に操ってビジネスを成功させている人から見たら、自分の身体や行動を管理するくらいのことは容易なのかもしれません。逆に、腹の出たメタボな社長が「ITを駆使して経営をスリム化します」なんて言っても、「自分の体もスリム化できないくせに」などと言われそうですよね。

書かれていることは「「画期的で斬新な方法」などない」など、至極真っ当なことが多いです。「トレーニングは、短絡的なことばかりがもてはやされている現代において、数少ない、短絡的ではないものだ」という言葉は衝撃でしたね。言われてみると、書店には「10日でマスターする○○」等のタイトルの本が山積みになっています。トレーニングをするということは、「大きな価値のあるものは、短期間では得られない」ということを、まさに「体で覚える」ことのできるいい機会なのでしょうね。

この本が特徴的なのは、筋力トレーニングや体力づくりにおけるメンタル面をすごく重要視していることです。「誰にでもやめたくなる時はある」「スポーツウェアを変えるだけでモチベーションが復活することもある」「胸の筋肉は効果を実感しやすいので、モチベーションアップにつながる」などです。さらに「ヨガやピラティスは脂肪燃焼効果は低い。これらでやせることができるのは、外見の美しいスリムなインストラクターや受講者に囲まれて触発されて、普段の生活も節制するようになるからではないか」と言っています。これを考えると、自宅で本やDVDをお手本にしてピラティスをしても、痩身効果は低そうですね。

また、この本では「トレーニングの大目標は、Quality of Life (QOL)の向上である」という大前提を掲げています。つまり、トレーニングが日常生活に悪影響を及ぼすことがあってはならないと指摘しています。例えば、筋力トレーニングそのものに傾倒するあまり、仕事や家庭を軽視したり(「筋肉が暴走する」と呼ぶのだそうです(笑))、目標体重をクリアするために、脂肪も筋力も落として不健康な痩せ方をすることの危険性を厳しく指摘しています。この本では「QOLの向上」というキッチリした一本の筋が通っているので、これらのトレーニング方法が誤っているということが、とても分かりやすく説明されています。

文章も簡潔に書かれており、サラサラと読んでいくことができます。これからスポーツクラブに通おうと考えているビジネスマンのみならず、現在も継続的に運動をしている人にとっても、一読の価値のある本だと思います。

評価:★★★★

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2010.02.06

Manhood for Amateurs: The Pleasures and Regrets of a Husband, Father, and Son


Manhood for Amateurs: The Pleasures and Regrets of a Husband, Father, and Son
(64,000語 YL:9.0)

ピューリッツァー賞受賞作家のMichael Chabonが、父や夫、息子としての立場から物事を綴ったエッセイです。

話題がとにかく多彩です。映画、小説、音楽、テレビ、政治、宗教、スポーツ…。アメリカ国内でのこれらの話題に精通していて、作品名や人名などを知っていないと、ついていくのがかなり難しそうです。逆の立場で例えると、「鳩山総理が…」とか「朝青龍が…」とか「木村拓哉が…」とかの話題を振られて、その中身をほとんど理解できるのは、日本在住者以外にはいないでしょうね、というのと同じ感じ。

でも、筆者独自の視点には大変面白いものがあります。「父親は普段子育てをしなくても、休日にたまに子供と遊んでいるのを目撃されるだけで「いいお父さんね」と言われてしまう。だけど母親は、ふだんからつきっきりで一日中一生懸命子供の世話をしていても、一瞬目を離した隙に子供が怪我をしたりすると「ダメな母親」と言われてしまう。」とか、「昔のLegoブロックは、自由に組み立てられて創造性をかき立てるオモチャだったけど、今はただ分厚いマニュアルに従って決められた形を決められたように組み立てる難解なパズルになり下がってしまった」など、「なるほど、そういう見方もあるんだね」と関心させられる意見も多数ありました。

評価:★★★

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2010.02.03

泳ぐことと踊ること。

スポーツクラブに通い始めて半年以上が経ちました。毎週エアロビクスに参加したり、プールで泳いだりしています。最近少し思うのは、これらの運動が全く違うようで、ちょっと似ているということ。

続きを読む "泳ぐことと踊ること。"

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