Two for the Dough
(Stephanie Plum Novels #2)
Two for the Dough
(84,000語 YL:8.0)
裁判所に現れない保釈人を捜索するBounty hunterの仕事をするStephanie。今回の彼女のターゲットは、友人のMoogeyを銃で撃ったとされる男Kenny。それと同時にStephanieは葬儀屋のSpiroから、無くなった棺桶の捜索を依頼される。しかしそれらの事件の裏では、巧妙な武器の密売が行われていた…。
One for the Moneyの続編です。前作に比べるとちょっとインパクトが薄い気もします。読むほうがBounty hunterという仕事に慣れてしまったせいかもしれません。
事件の真相や物語のプロットを楽しむというよりは、キャラクターの魅力で勝負の作品ですね。勇気や正義感などこれっぽっちもないヘタレなStephanieや、何かと彼女に迫ってくる刑事のJoe Morelli。神出鬼没のターゲットKennyなど、それぞれにキャラが立ってます。特に、Stephanie以上にBounty hunterの仕事にやる気を見せるMazurおばあちゃんの活躍は必見です。彼女無しではこの作品は語れません。
評価:★★★
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