地球最古の恐竜展
諸般の事情により、恐竜がいるところには必ず寄ることにしているので(笑)、六本木ヒルズで開催されている地球最古の恐竜展~天空の恐竜ミュージアムを見に行きました。
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Fatally Flaky
(97,000語 YL:7.5)
ケータリングを営むGoldyはうんざりしていた。顧客のBillieが幾度となく結婚式の予定を変更して、それに振り回されていたからだ。式の2日前には、50人のゲストを追加して、とうとう場所まで変更する始末。そんな中で、Goldyや街の人みんなに慕われていた元医師のDoc Finnが谷底で死んでいるのが見つかる。そして、Billieの式の間にも悲劇起こる。2つの事件はリンクしているのか?Goldyは、夫で刑事のTomの言うことも聞かずに、独自に捜査を進める…。
ケータリングを営む女性Goldyが主役のコージーミステリです。何気なく読み始めたけど、シリーズものの第15巻でした。それでも登場人物の人間関係なんかは分かりやすくて、「シリーズ全部読んでない人はお断り」的な突き放し方はありません。
「料理が得意な女性が主人公」というのは、コージーミステリの王道なのでしょうね。巻末には、作品中で出てきた料理のレシピがしっかりついています。英語でレシピ読んでも全然イメージがわかないのですが(笑)。
ストーリー的には「謎が謎を呼ぶ」ような展開で、それなりにきちんとしています。ただ、もうちょっと読者を驚かせるような「どんでん返し」が欲しかったような気もします。
評価:★★★
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Just Take My Heart
(93,000語 YL:7.0)
二年前に起きた女優Natalieの殺人事件について、供述者が現れた。名前はJimmy。コソ泥の悪党だ。彼の話によると、Natalieの夫Greggが、JimmyにNatalieの殺害を依頼したが、Jimmyが直前になって断ったため、Greggが妻Natalieを殺害したという。犯行時間にアリバイの無いGreggは、検察側弁護人のEmilyによって、厳しく追及される。そして、判決が言い渡された後、事件は意外な展開を見せる。そして同時に、Emilyは連続殺人犯に命を狙われることになる…。
法廷を舞台に繰り広げられるサスペンス・ミステリです。主人公のEmilyは、裁判で被告を追及しつつ、それでも被告が無罪だとは心から信じられず、また怪しい隣人Zach(実は連続殺人犯)に悩まされるという非常に難しい立場に置かれています。表面的には冷徹に被告を追い詰める厳しい女性というイメージですが、実はいろいろ悩んだり、苦しんだりという内面がよく描けているのではないかと思います。
面白かったのは、裁判の経過についてを放送するテレビ番組"Courtside"の存在ですね。今まさに行われている裁判について「被告は有罪/無罪と思うか」をWebで視聴者に投票させるなんて、ちょっと今の日本じゃ考えられないような気がします(しかも番組のホストが被告の友達)。さすがショウビズの国アメリカでは、裁判までテレビショウにしてしまうのかという感じです。
プロットとしては、途中くらいから何となく先が読めてしまう感じがするので、もうひとひねり欲しかったところです。
英語的には、法廷もののサスペンス・ミステリとしては非常に読みやすい部類に入ると思います。シドニー・シェルダンなどが読める人なら、サクサク読めて十分楽しめると思います。
評価:★★★
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Solar
(99,000語 YL:9.0)
ノーベル賞物理学者のMichael Beardの5回目の結婚も終わりを迎えようとしていた。代替エネルギー研究機関の代表に就任した彼が、地球温暖化を体感する過酷な北極ツアーから帰宅すると、そこにいたのは彼の教え子のTom Aldousであった。しかしTomはアクシデントによってその場で命を失ってしまう。困惑したBeardは、Tomの死亡を、あたかも彼の妻の浮気相手であるTarpinの犯行であるかのように偽装する。そして、BeardはTomの残したアイディアをもとに太陽光エネルギーの研究を進めるのだが…。
一人のノーベル賞学者の人生を綴ったヒューマンドラマです。主人公Beardの人物像のディテールが細かく描かれていますね。彼はノーベル賞学者で、周りも彼を尊敬しているのですが、ノーベル賞以降は大した研究成果を残していないことを自分でも知っており、しかも、どうしようもない浮気性。研究に全身全霊を傾けるといったステレオタイプ的学者の理想像からは程遠い姿で描かれているのが新鮮です。
ただ、ストーリーに目を向けると、物語の展開が冗長で、散漫なような気がしました。もうちょっとBeardの研究の進捗にストーリーを集中して簡潔になっていたら、もっと楽しめたかもしれません。オチもちょっとよく分からない。Beardの皮肉な運命の結末をシニカルに冷笑するような楽しみ方の作品なのでしょうが、自分のテイストにはちょっと合いませんでした。
評価:★★
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