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2011.01.31

Millennium Trilogy コンプリート

"The Girl Who Kicked the Hornets' Nest"を読了して、Millennium 3部作を読み終わりました。

重厚な本格サスペンスという感じで、とても楽しめました。第1巻は過去の事件の捜査、第2巻は命を狙われる立場になったLisbeth、そして第3巻は法廷が主な舞台などとなっており、ストーリーもバラエティに富んでいます。

でもやっぱりこの作品の魅力は、主人公のLisbethというキャラクターでしょうね。ドライで冷静、一匹狼的というイメージもありますが、本当はとても仲間を大切にしています。Blomkvistや他の多くの人達が彼女のことを段々信じていくようになる気持ちが何となく分かるような気がします。

さらに、作品の内容以外の部分でも注目される要素を持っているようです。作者のStieg LarssonはジャーナリストでExpoという雑誌の編集者であったのですが、2004年に50歳で心臓病によりこの世を去ります。そして彼の死後、彼が遺したこの作品の原稿が発見されたのだそうです。

作者自身もBlomkvistのように、危ない橋を渡りながら、数々の秘密を暴こうとしていたのでしょうね。「彼は病気で死んだのではなく、知ってはいけない秘密を知ってしまい、口封じのために殺害された」などという噂が流れたとしても全く不思議ではありません。

作品自体も、そして作品の生い立ちも謎やサスペンスに満ちていて、非常に危ない魅力を放つ作品です。

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2011.01.28

The Girl Who Kicked the Hornets' Nest
(Millennium Trilogy #3)


The Girl Who Kicked the Hornets' Nest
(195,000語 YL:9.0)

"宿敵"Zalachenkoとの戦いで頭部に被弾し、重傷を負ったLisbethは病院に搬送され、生死の境をさまよう。その間に"怪物"Niedermannは逃亡し、行方が分からない。さらにErikaは大手新聞社に引き抜かれ、Millennium編集部を去る。そんな中、Zalachenkoの秘密を知る保安警察(Sapo)のメンバーが、事態の収拾のために「口封じ」を始める。Blomkvistは真実をつきとめ、Lisbethの潔白を証明しようとするが、真相に近づくたびに、彼自身にも命の危険が迫る…。

Millennium Trilogyの完結編です。Lisbethを長年苦しめてきた秘密が暴かれ、真実が明らかになる日がついにやってきたという感じですね。Lisbethは負傷のために、病院で過ごす時間が多く、ネットを駆使して戦います。第2巻のように躍動するLisbethがあまり見られないのは、Lizファンとしてはちょっと残念なところもありますけど。

また、Lisbeth以外にも、多くの「戦う女性達」が出てきます。事件の捜査にあたるModig刑事。ストーカーに狙われるErikaを守るセキュリティ会社のLinder。Blomkvistに惹かれながらも捜査を続けるFiguerola。そして法廷で堂々とLisbethの弁護をするGiannini…。みんな自分のやり方で命をかけて戦う魅力的な女性達です。

本作品の見どころはやっぱりGianniniが主役の裁判シーンですね。彼女が検察側の弁護士と医師を追い詰めていく場面は圧巻の一言です。また、エピローグにも緊迫のシーンが続きます。最後の最後まで目が離せない作品です。

評価:★★★★

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2011.01.22

チェス始めました。

Wiiを購入してからまだ全然経っていないのに、今度はチェスも始めてみました。

将棋は小さい頃からある程度やっていたのですが、チェスの経験はほとんどありませんでした。これからどれだけできるようになるかは分かりませんが、とりあえずチャレンジ!

というわけで、チェスセット一式購入しました。素人なので高価なものではないですけどね。


PINTOY チェスセット

このチェスセット、つくりがなかなか面白いです。

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2011.01.16

Wiiスポーツ リゾート


Wiiスポーツ リゾート(「Wiiリモコンプラス(アオ)」1個同梱)

年末に手に入れたWiiで、今一番遊んでいるゲームがこれです。12種類のゲームが遊べるようになっていますが、Wiiリモコンプラスの機能を最大限に活用した遊び方になっています。ピンポンのラケットを振る動き、カヌーでオールを漕ぐ動き、アーチェリーで弓を引く動きなどを、全て自分自身の「動作」によってプレイするという方法は、オールドゲーマーにはなかなか新鮮です。別に座ってプレイしてもいいのですが、ついつい立ってプレイしてしまうのは何故でしょう(笑)。

ゲームは単純に遊べるものが多いですが、さらにプレイ前にインストラクションが出てくるので、ゲームに不慣れな人でもすぐにプレイできるようになっています。至れり尽くせりの親切設計。ゲームの種類も、チャンバラのように子供が滅茶苦茶に振っても楽しめるようなものから、ゴルフのように大人がじっくり楽しめるものまでバラエティに富んでいます。老若男女、多くの人に安心して勧められるゲームですね。

自分は4,600円程度で購入したのですが、この値段はWiiリモコンプラスの定価(3,800円)プラス1,000円以下の値段です。非常にコストパフォーマンスの高いゲームですね。

チャンバラのやり過ぎで腕が痛いです(笑)。

評価:★★★★

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2011.01.08

A Short History of Tractors in Ukrainian


A Short History of Tractors in Ukrainian
(92,000語 YL:7.0)

英国に住むNadezhdaの父親は84歳。2年前に妻を失ったが、再婚するという。相手はウクライナ出身で、30代子連れのセクシー美女Valentina。どう考えても、英国ビザ目当てで愛情の無い結婚であることは明らか。それでも父親はValentinaに夢中。暴言を吐かれても、暴力を振るわれても、どんどんお金を貢ぎまくる。Nadezhdaは仲の悪かった姉Veraと協力して、何とか父親をValentinaの魔の手から救おうとするのだが…。

年老いた男と若い女の結婚と離婚の騒動を描いた物語です。この物語では、若い女に翻弄される年老いた父親の話が進む間に、第2次大戦中のウクライナの過酷な歴史の話や、父親が語るトラクターの発展の歴史の話などが出てきます。しかし、それぞれの話が別個に独立して進んでいるような感じで、あまりまとまりが感じられません。どれか1つに集中した方がよかったのではないかと思います。コメディーなのかシリアスなヒューマンドラマなのか、読んでいて少し戸惑ってしまう作品です。「若い美女に騙され続ける老人」という設定は面白かったのですが、ちょっと自分のテイストとは合わなかったように思います。

評価:★★★

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