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2011.02.07

Molly Moon Stops the World
(Molly Moon #2)


Molly Moon Stops the World
(69,755語 YL:7.0)

催眠術を操る女の子Mollyは、信頼する図書館司書のLucyから依頼を受ける。「アメリカで子供スターのDavinaが誘拐された。ハリウッド中のスター達を催眠術で操るPrimo Cellという男の仕業らしい。現地に行って彼のたくらみを探ってほしい…。」親友のRocky、そして愛犬のPetulaとともにアカデミー賞真っ只中のハリウッドに潜入したMolly。しかし強力な催眠術を操るPrimo Cellの恐るべき野望、そして意外な真実を知ることになる…。

"Molly Moon's Incredible Book of Hypnotism"の続編です。今回Mollyは催眠術に加えて、時間を止める能力を得ます。ヒロ・ナカムラ的ですな(笑)。時間が止まっているのに電話や自動車が使えるなど、ご都合主義的なところも多々ありますが、そんな些細なことはどうでもよくなるくらいの面白さです。

催眠術とか超能力とかハリウッドとか、面白い要素がてんこ盛りで、しかもストーリーも二転三転して目が離せません。でもこの作品が素晴らしいのは、いろんな難しい場面や真実に遭遇したときの、Mollyの素直な気持ちを100%描ききっていることだと思います。

単に「新しい能力を獲得していろんなことができるようになりました」というだけでなく、11歳のMollyが悩みながら人間としても少しずつ成長しているのを見ると、応援してあげたくなります。奇をてらったような設定やストーリーのように見えますが、実は直球ストレートな児童書の王道を行くような作品だと思います。

評価:★★★★★

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