もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
「野球部を甲子園に連れていく」という決意のもとに、野球部のマネジャーになった川島みなみ。そんな彼女が全くの勘違いで、本屋でドラッカーの「マネジメント」を購入してしまう。しかし、彼女は次第にこの本が野球部の「マネジメント」にも大いに役立ちそうだと感じはじめる。そして、「マネジメント」をもとにした彼女の行動が、野球部を少しずつ変えていく…。
遅ればせながら、ベストセラーの「もしドラ」を読んでみました。「萌え+スポ根+ビジネス」という組み合わせは新鮮ですね。さすがにAKB48のプロデュースやバラエティー番組を手掛け、エンターテイメントの一線にいる作者ならではといったところでしょうか。
単にストーリーを楽しむ小説として読んだ場合は、ツッコミどころも多々あると思います。文章が説明的すぎてちょっとドライな感じもするし、キャラクターが単にドラッカーの言葉をうまく説明するための「駒」にすぎないように感じるところもあります。「そんなにやることなすことうまくいくわけないだろう」だとか「オチが予定調和的」だとか、挙げ始めたらきりがないと思います。
でもこの作品の偉いところは、ドラッカーの言葉が、自分の目標や直面している問題に対してどのように役立てることができるのかを、高校野球という「ケーススタディ」を通して、分かりやすく読者に示したことにあると思います。そこの芯の部分がしっかりしているので、多少の欠点は大目に見ることができます。「分かりやすさ」は何者にも勝るという好例だと思います。
それにしても、ドラッカーの言葉には、読んでいてドキッとするものも多々ありますね。「失敗しない者は、見せかけか、下らないことにしか手をつけない者である」とか「イノベーション戦略の一歩は、陳腐化したものを計画的かつ体系的に捨てることである」などが特に印象に残りました。
評価:★★★★
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英検DSトレーニング 




コメント
ぴくりんさん
初めまして。
以前から拝読しておりました。
私も多読をやっているのですが,それにしてももの凄い読書量ですね。
ブックレビューも参考にさせて頂いています。
と言っても,私にはまだまだ高いレベルですので,今後の話になってしまいますが。
DSの英検ソフトも購入してみようかなと考えています。
リンクを貼らせて頂きましたので,ご連絡させて頂きます。
今後も更新を楽しみにしています。
投稿: Tim | 2011.02.12 19:29
Timさん、こんにちは。ぴくりんです。
コメントありがとうございます。
「拝読」などという丁寧なお言葉を頂き、ありがとうございます。
Timさんのblogも拝見させて頂きました。すごく頑張っていますね!すごいです!
英検DSトレーニングは超オススメですよー。プレイしたらまた感想を聞かせて下さい。
こんなblogでよろしければ、またお時間のある時にでも、お立ち寄り下さい。
投稿: ぴくりん | 2011.02.13 23:05