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2011.05.15

差がつく読書


差がつく読書

読書を楽しみ、有意義なものにするためのノウハウをまとめた読書の指南書です。

「読書なんて、ただ読みたいように読めばいい」という意見もあるかもしれませんが、より有意義な「読み方」のアプローチがいくつも紹介されており、自己流の読書方法を続けている人でも、新たな「読書」とのつきあい方のヒントをたくさん見つけられると思います。

例えば、読書には大きく分けて、役に立つ情報を収集するための「実読」と、ただ単に内容を楽しむための「楽読」があり、それぞれに適した読み方をすることを提案しています。

「実読」においては、読んで考えたことを発信し、役に立てることの重要性を述べています。受け売りでも薀蓄でも何でもいいので、「実読」で得たものを世の中に広げることこそ、真に役立つ読書であるという意見には、非常に納得するものがあります。

一方、「楽読」の方では、「精読よりも繰り返し読み」などの方法が提案されています。ストーリーをじっくり読んで1回で理解しようとするのではなく、繰り返し読みにより、最初に読んだときには気づかなかったストーリーの「伏線」や、隠された作者の意図を発見する楽しみが広がります。いくつかの楽読法のうち、自分が一番「なるほど」と関心したのは、「自己発見する」という方法です。これは、自分が好きな作家や小説などのタイプから、自分がどんな傾向の人間なのかを発見するという方法です。また、大ベストセラーと呼ばれる小説を読んでもあまり面白くなかった時、それにより「他の人はどのようなところに共感したのか。自分と他の人の嗜好はどう違うのか」を考えることにより、また自己発見につなげることができます。

この「自己発見」を自分にあてはめてみるとどうかな…。自分の好きな小説のタイプとしては、以下のような感じですね。

  • 登場人物が人間臭い(イケメンで優しくて頭が良くて勇気があって筋肉もあってお金ももってる主人公が大活躍、みたいなのは嫌い)
  • 登場人物が悩み苦しみ、ギリギリの選択を迫られる(ダレン・シャンとか)
  • ストーリーの最後にサプライズが待っている("Life of Pi"にはやられました)

これらを総合すると、自分はどんな人間なのでしょうかね…。まだ良く分からないや(笑)。もうちょっといろいろ読んで自己分析を続けてみよう。

何気なく手にした「差がつく読書」でしたが、役立つヒントが豊富な良書だと思います。読書の幅を広げたいと考えている人は、「斜め読み」でもいいので、読んで損は無い一冊だと思います。

評価:★★★★

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