A Small Death in the Great Glen
A Small Death in the Great Glen
(100,000語 YL:9.0)
男の子Jamieが殺害され、川に捨てられるという事件が発生。Jamieの姿を最後に見たのは、新聞社で働くJoanneの幼い二人の娘。彼女たちは「ハイイロガラスがJamieを連れ去ったのよ」と言う。しかしそんな話には、大人達は耳を貸さない。程なく容疑者が逮捕され、一見事件は解決したように見えたのだが…。
スコットランドの街を舞台にしたサスペンスです。正直読むのがかなり厳しい作品でした。プロットもそんなに凝っているようには思えませんし、本筋にあまり関係の無いエピソードが多すぎるような気がします。Joanneの家庭の問題であるとか、親友の結婚話なんかは、ほとんど無くてもいいんじゃないかと思うくらい。主人公があまりはっきりしないのもあまり好きではありません。せめてJoanneかその上司のMcAllisterのどちらかの視点で物語を描いた方が、登場人物の役割がはっきりしたのではないでしょうか。
英語も難易度高いです。しかも、スコットランドの言葉に精通している人でないと、ちょっとついていけないように思います。
評価:★★
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