Through the Looking-Glass and What Alice Found There
Through the Looking-Glass and What Alice Found There
(29,515語 YL:5.5)
「鏡の向こうはどうなっているのかな?」Aliceは鏡の向こうの世界が気になっていた。鏡が柔らかくなって通り抜けられるような「ふり」をしていたら、本当に通り抜けてしまった!鏡の向こうの世界は、チェス盤のように仕切られ、ポーンやクィーンが歩き回る、不思議なチェスの国だった…。
ご存じ「鏡の国のアリス」です。「不思議の国のアリス」同様、ぶっ飛んだキャラクターのオンパレードですね。個人的なお気に入りは、乗馬がヘタクソで何度も落馬しまくっているナイトですね。なんとも間抜けな感じで、いい味出してます。有名どころとしては、Humpty Dumptyなんかがいるのですが、ただ塀の上に座っているだけなので、インパクトとしてはイマイチです。
英語は前作同様、かなり難しいですね。場面が突然コロコロ変わるので、文脈から起きている出来事を想像するのが難しいところが多々あります。また、たくさん出てくる詩の部分なんかは、相変わらずさっぱり分かりません。こういう作品を読むと、「ああ、やっぱり自分の読解力は英語圏のお子様達にも遠く及ばないなぁ」と感じます。
評価:★★★
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