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2011.07.27

One Piece (Vol.3)


One Piece (Vol.3)
(8,200語 YL:4.5)

Buggy the Clownを倒してNamiを仲間に加え、財宝を求めてGrand Lineを目指すLuffy。彼はとある街にたどり着き、Usoppという若者に出会う。Usoppは嘘ばかりついていたが、その嘘で病弱な女性Kayaを楽しませていた。しかし、LuffyとUsoppは、Kayaの執事が彼女の殺害をたくらんでいることを知る…。

One Pieceの第3巻です。Buggyとの対決は面白いですね。バラバラになる体を使ったBuggyのコミカルな攻撃と、LuffyとNamiのチームプレーがいい感じで楽しめます。一方でUsoppの話の方は、ちょっと展開がスローな感じがしますね。今後に期待といったところでしょうか。

それにしても、LuffyはBuggyに支配されている街を助けたり、Kayaの殺害を阻止しようとしたりとなかなか忙しいですね。海賊なんだから他人のことなんか放っておいて財宝探しに集中すればいいと思うのですが、そうすると読者がついてこないのでしょうね(笑)。

評価:★★★

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2011.07.24

Message in a Bottle


Message in a Bottle
(90,689語 YL:7.0)

ボストンで新聞にコラムを執筆しているTheresaは、休暇中に浜辺で1本の瓶を拾った。その瓶に入っていたのは、Garrettという男が書いた、妻Catherineを失った悲しみと、彼女への一途な愛情を綴った1通の手紙だった。Theresaはその手紙の差出人Garrettに興味を持ち、彼の居場所を探し出す。そして出会った二人は、互いに惹かれあうのだが…。

おなじみ、ラブストーリーの巨匠Nicholas Sparksのベストセラー作品です。

ストーリーだけみると、

(1) 離婚等で恋愛に臆病になってる男女の出会い。
(2) 急速に惹かれあってラブラブー。
(3) ある事件がきっかけでピーンチ!
(4) ハッピーであってもなくても、さわやかな結末。

という感じで、型にはまって少しオーソドックスすぎるような感じもします。

でも、「大切な人を失う悲しみと、それを乗り越えること」というテーマが作品全体を通してしっかり読者に伝わってくるところが、この作品のよいところなのでしょう。

でもやっぱりこの作品の一番の読みどころは「一途な気持ちを綴った手紙そのもの」なのではないでしょうか。自分は男性なのでよく分からないのですが、女性がGarrettの手紙を読んだら、やはりその一途な気持ちにグッとくるのではないかと想像しています。

評価:★★★

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2011.07.20

社長・溝畑宏の天国と地獄


社長・溝畑宏の天国と地獄

Jリーグクラブ「大分トリニータ」を創設し、ナビスコカップ優勝に導きながらも、翌年J2に降格、クラブを破綻させたと言われる男、溝畑宏にスポットを当てたドキュメンタリーです。普段テレビやスタジアムでは見ることのできない、Jリーグクラブ運営の裏側を垣間見られる、非常に興味深い一冊です。

溝畑氏は、「努力して大分にJリーグクラブを創設し、ワールドカップを誘致するという夢を叶えた男」として美化しようとすればいくらでも美化できそうな一方、「放漫経営でクラブをオモチャにして破綻させた」として非難しようと思えば、これまたいくらでも非難できそうな人物です。そんな評価が難しい人物を、著者の木村氏は様々な関係者の証言により、極力客観的に判断しようとしています。

著者の意見としては、「溝畑氏には欠点もあり、やり方がまずかった部分も多々あった。だけどクラブの破綻を彼一人に押し付けるべきではない。筆者自身も含めて、トリニータに関わった全ての人が責任を感じるべきだ」というもののようです。確かに、溝畑氏自身は私財を投じてクラブや選手を最後まで守ろうとしました。地元や行政はどこか「他人事」な感じがしましたね。それはもちろん「大分トリニータ」というクラブ自体が、「ワールドカップ誘致」という目的のために溝畑氏一人の情熱で作られたという特異な生い立ちを持っていることもあると思いますが。

溝畑氏は常にクラブのスポンサー探しに苦労します。Jリーグはパチンコ業がユニホームの胸スポンサーになることを許さず、小室哲哉は逮捕されてスポンサーを降り、新たに見つけてきたスポンサーは、スタジアムでサポーターに中傷されてしまいます。

いろんな要素が逆境を持ってくるわけですが、著者は一方的な報道のやり方や、マスコミの責任を重いと見ているように思います。大分県内でスポンサーが見つからないから県外から引っ張ってきているのに、「地元企業がスポンサーになるのが望ましい」と簡単に報道したり、一度逮捕された選手と契約する際に、ネガティブな報道をしたり(「反省した若者に社会復帰のチャンスを」と報じたら、イメージは全然違った)。それらの報道がどういう結果を生むのかを考えずに、さもトリニータを応援しているかのような姿勢を見せるメディアの姿に怒りを覚えたのではないでしょうか。

Jリーグクラブを取り巻く、様々な要素について考えさせられる一冊です。

評価:★★★★

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2011.07.19

なでしこジャパン

朝4時前からテレビを観てました。正直、勝つのはかなり難しいだろうと思いながら。

日本が勝てるとしたら、おそらくは守って守ってカウンターで1点を取ってそれを守りきるしかないだろうと思っていました。それなのに、先制されても追い付いてしまうとは。そして、延長戦で突き放されても食らいついて、最後にPKで勝利をもぎ取ってしまうとは…!

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2011.07.13

さらばスペースシャトル

ワシントンDCから日本に帰国する際、ワシントンDCの空港で搭乗時刻までにちょっと時間があったので、空港近くのウドバー・ハジー・センターを見に行きました。

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2011.07.10

明日、帰国です。

今日で仕事の全日程は終了。明日帰国となります。午後に少し時間が空いたので、国立アメリカ歴史博物館ホワイトハウスをぶらりと見に行きました。

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2011.07.09

ワシントンでメジャーリーグ

昨夜は予定が無かったので、天気もいいことだし、せっかくなのでメジャーリーグ観戦をすることにしました。普段は野球はあまり見ないし、最後に野球場に行ったのはいつだったか覚えていないくらいです。でも、アメリカでスポーツを見るのは初めてなので、ちょっとわくわくです。

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2011.07.05

いんでぺんでんすでい

7月4日のアメリカ独立記念日に、首都ワシントンDCを訪れたのも何かの縁と思い、せっかくなので国会議事堂前で開かれるコンサート"A Capitol Fourth"を見に行きました。

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2011.07.04

ワシントンDC到着

というわけで、米国の首都、ワシントンDCに到着しました。

用事は明日からなので、今日は少しだけ首都見物に行ってきました。

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2011.07.02

久しぶりのアメリカへ

明日から1週間ほどアメリカに行きます。今回の行き先は首都ワシントンDCでございます。

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