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2012.02.13

The Mysterious Affair at Styles


The Mysterious Affair at Styles
(55,996語 YL:8.0)

スタイルズ荘で殺人事件が発生。被害者はこの荘の女主人で資産家のMrs. Inglethorpe。死因はストリキニーネによる毒殺。しかし、誰がどうやって彼女を毒殺したのか?彼女の再婚相手で、彼女の死により遺産を手にするAlfredは犯行時間にアリバイがあり、そもそも犯行現場は密室だった。この難事件に挑むのは、稀代の名探偵、Hercule Poirot。彼の「灰色の脳細胞」が出した以外な結論は…?

ミステリの女王、Agatha Christieのデビュー作です。もちろん名探偵Poirotのデビューでもあります。密室殺人、次々を浮かび上がる容疑者、意外なトリックなど、ミステリの王道と言うべき要素がしっかり詰まった作品ですね。犯人の手口は、ちょっと専門知識が無いと思いつけないようなものではありますが、それでも断片的なヒントを、常人とは180度違った見方で推理をするPoirotの"Gray cell"はさすがですね。凡人っぽくて、Poirotの意図が全く読めないHastingsを語り手に置くことで、Poirotの非凡さを浮き出させるという構成も非常に成功していると思います。まさに直球勝負の「英国ミステリ」と言った感じです。

評価:★★★★

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