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2012.05.29

The Vampire Prince
(The Saga of Darren Shan #6) (再読)


The Vampire Prince
(34,700語 YL:5.0)

The Saga of Darren Shanの第6巻を再読しました。シリーズ最大の「ありえねぇ」的なご都合主義的結末は置いといて(笑)、この巻のもう一人の主役とも言えるKurdaがたどった運命はとても悲しいですね。彼なりにヴァンパイアを救う道筋を一生懸命考えたのに、裏切り者として非業の死を遂げてしまいます。

この巻では、彼やDarrenをはじめ、敵味方や善悪を二元的にスッパリ分けられない複雑な世界で悩むヴァンパイア達がこの物語の主役なのでしょうね。仲間の全滅を防ぐためには、身内を多少犠牲にしてもよいのか。いくらヴァンパイアの総本山に攻めてきた敵とはいえ、かつては仲間だったVampanezeを殺して喜びを覚えるのは残忍なことなのか…。

これまでにもいろんなことに直面しては、悩み続けてきたDarrenですが、今回の悩みは自分だけのことではなく、VampireやVampanezeも含めた悩みということなので、悩みがますます深まったのだと思います。でも出世もしたことだし(笑)、頑張れDarren。

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2012.05.24

The Murder on the Links


The Murder on the Links
(64,079語 YL:8.0)

Renauld氏から「危険が迫っている。助けてほしい」という手紙を受け取ったPoirotは、Renauld氏のいるフランスに向かう。しかし彼が到着した時には、Renauld氏はすでに殺されていた。さらに不可解なことに、同じ凶器でもう1件の殺人事件が発生した。この難事件にフランスの名探偵Giraudも捜査に参戦。果たして真犯人を先に見つけるのは、Poirotか、それともGiraudか…?

Agatha Christieの名探偵Poirotシリーズです。プロットは相変わらず練られていて、いろんな容疑者がいろんな理由で次々と浮かび上がっては消えていき、最後の最後まで楽しませてくれます。本作品ではGiraud探偵というなかなかいい味の引き立て役も出てきています。「どんな小さな手がかりも見逃さない」という姿勢で、地面に這いつくばって手がかりを探すGiraudと、「誰でも見えるところにあるのに、その重要さに誰も気づかないもの」に気づくPoirotの捜査方法の対比が面白いですね。

それにしてもPoirotの相棒のHastingsは本当に女性に弱いですね(笑)。感情が入りまくって冷静な判断ができないところが非常に凡人です。でも何でもお見通しのPoirotに比べて、非常に読者の感覚に近いHastingsが語り手となっていることで、我々読者も彼と一緒にPoirotの推理を楽しむことができるのだと思います。

評価:★★★

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2012.05.14

Trials of Death
(The Saga of Darren Shan #5) (再読)


Trials of Death
(39,600語 YL:5.0)

ダレン・シャンの第5巻を再読しました。今回Darrenに与えられる試練は人為的なものなので、ちょっと設定が強引なような気もしますが、彼が誰の手も借りずに一人で戦う姿は、ヒーローものとしてなかなか正しい姿だと思います(最終的には手を借りてしまうのですが)。試練の合間にもヴァンパイア達の人間関係や友情を垣間見えるところもいいですね。特に、CrepsleyとArra、そしてKurdaの関係は、ちょっとオトナな雰囲気を醸し出していますね。

それにしてもHarkatは随分おしゃべりになりましたねぇ。一見どうでもいいように見えて、後で重要な意味を持つ台詞をたくさん喋ってます。

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2012.05.09

Playing for Pizza


Playing for Pizza
(69,448語 YL:6.5)

NFLの三流プレーヤーのRickは、タイトルのかかった試合で信じられないミスパスを連発し、チームを奈落の底に陥れた。全米中の笑い者になった彼は、当然のように首になった。誰も彼に声をかけない中、唯一彼にオファーを出したチームがあった。そのチームは"Parma Panthers"、イタリアのチームだった。「フットボール」と言えばサッカーのことを指すイタリアにおいて、アメフトは超マイナースポーツ。言葉も文化もアメリカとは全く異なるこの国で、Rickは成功できるのか…?

John Grishamが描くスポーツドラマです。Grishamは法廷モノで有名ですが、それ以外の分野でも人間ドラマを描かせたら一級品ですね。以前に読んだSkipping Christmasというコメディ作品も非常に面白かったです。

Playing for Pizzaでは、「NFLプレーヤーとして成功する」という夢が破れた一人の男Rickの姿を描いています。彼がイタリアに渡ったのは文字通り「都落ち」だったのですが、そこで彼なりのやりがいを見つけます。

スポーツでもビジネスでも、自分の思い描いた通りのキャリアをたどれる人は、ほんの一握りだと思います。多くの人はRickのように「こんな風になるはずじゃなかった」と思いながら過ごしているのかもしれません。でも逆に、Rickのように異郷で自分が想像もしていなかったやりがいや幸せを見つけられることは、とても素晴らしいことだと思います。

金も名誉も関係なく、ただ「アメフトが好き」という気持ちだけでプレーする仲間がいるということは、Rickがイタリアで戦うための大きなモチベーションになったのだと思います。でもやっぱり、食べ物がおいしいかどうかと、素敵な異性がいるかどうかが、その土地に馴染むための重要な要素なのでしょうね(笑)。

評価:★★★★

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2012.05.04

新しいiPad

つい最近、携帯電話をスマホに買い換えたばっかりなのに、また新しいオモチャを買ってしまいました。新しいiPadでございます。

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