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2012.05.24

The Murder on the Links


The Murder on the Links
(64,079語 YL:8.0)

Renauld氏から「危険が迫っている。助けてほしい」という手紙を受け取ったPoirotは、Renauld氏のいるフランスに向かう。しかし彼が到着した時には、Renauld氏はすでに殺されていた。さらに不可解なことに、同じ凶器でもう1件の殺人事件が発生した。この難事件にフランスの名探偵Giraudも捜査に参戦。果たして真犯人を先に見つけるのは、Poirotか、それともGiraudか…?

Agatha Christieの名探偵Poirotシリーズです。プロットは相変わらず練られていて、いろんな容疑者がいろんな理由で次々と浮かび上がっては消えていき、最後の最後まで楽しませてくれます。本作品ではGiraud探偵というなかなかいい味の引き立て役も出てきています。「どんな小さな手がかりも見逃さない」という姿勢で、地面に這いつくばって手がかりを探すGiraudと、「誰でも見えるところにあるのに、その重要さに誰も気づかないもの」に気づくPoirotの捜査方法の対比が面白いですね。

それにしてもPoirotの相棒のHastingsは本当に女性に弱いですね(笑)。感情が入りまくって冷静な判断ができないところが非常に凡人です。でも何でもお見通しのPoirotに比べて、非常に読者の感覚に近いHastingsが語り手となっていることで、我々読者も彼と一緒にPoirotの推理を楽しむことができるのだと思います。

評価:★★★

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