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2012.07.26

The Lake of Tears (再読)
(Deltora Quest: Vol.2)


The Lake of Tears
(25,672語 YL:5.5)

Deltora Questの第2巻を再読しました。1巻同様、クイズのような謎解きも用意してあり、楽しめます。主要な読者である子供達も、Lief達と冒険しているような気分で謎解きに挑戦できると思います。

Gray Guardにはじまって、JinとJodや怪魚Soldeen、そして魔女Thaeganなど、次から次へと現れる敵役もバリエーションに富んでいていいですね。でも、不死身の魔女Thaeganはちょっとあっさりしていますね。もちろんそんなに事が簡単に運ばないことは読者にも容易に想像がつくのですが。

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2012.07.22

The Forests of Silence (再読)
(Deltora Quest: Vol.1)


The Forests of Silence
(26,803語 YL:5.5)

Deltora Questの第1巻を再読しました。前回読んだのはかれこれもう5年以上前なので、内容は結構忘れてしまっていましたが、実は○○○が×××だったなどという結末を知りながら読むと、初めて読むときとはまた違った見方ができそうですね。

冒険を始めたばかりのLiefの姿には、ちょっと懐かしさを感じました。今はまだ頼りないけど、これからどんどん逞しくなっていくんだねーって、まるで自分の子供みたいな言い方ですね(笑)。

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2012.07.18

IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト: 人工知能はクイズ王の夢をみる


IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト: 人工知能はクイズ王の夢をみる

IBMのコンピュータWatsonが米国のクイズ番組"Jeopardy!"で人間のクイズチャンピオンを破る過程を描いたドキュメンタリーです。

Watsonが勝った今だからこそ「無尽蔵の情報を詰め込める機械が人間に勝つのは当然だ」などと言う人もいるかもしれませんが、Watson陣営は最後の最後まで勝利の確信は無かったのではないかと思います。「クイズ番組で人間に勝つマシンを創る」といのは、それだけ途方もなく難しく、失敗のリスクも非常に高い危険なプロジェクトであったと思います。しかし、会社の売り上げには直接的にはほとんど貢献しないようなそのプロジェクトに、多大な資金と有能な研究員をつぎ込むという、IBMのスケールに圧倒されます。

Watson陣営は、あらゆる方向からWatsonの機能の向上に努めます。問題の答えをいかに素早く発見するかという基本的な課題の他にも、問題の選択方法や掛け金のストラテジー、さらにはWatsonが放送禁止用語を発しないようにすることなど、解決すべき課題は無数にあります。逆に言うと、人間のクイズプレーヤーは、これらの作業を一瞬でやってのけているわけで、それもすごい能力であると思います。

著者も述べていますが、Watsonが勝利したのは、運も味方した部分があると思います。別の問題が出ていたら、勝負は紙一重だったかもしれません。ですが、多くの研究者の英知を集結し、極限までWatsonを鍛え上げたWatsonチームに、クイズの神様がちょっとだけ味方をしてくれたのかもしれないと思います。

人間vs.機械という構図で語ることなく、対戦者や開発者のみならず、Watsonをとりまくあらゆる人達の努力を描いた力作です。精密なドキュメンタリーであると同時に、良質のヒューマンドラマであると思います。

評価:★★★★★

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2012.07.14

南国から北国へ

先月ハワイに行ったばかりなのに、今月は所用で北海道に行ってきました。

あまり時間が無かったのですが、小樽運河のあたりをちょっとだけ散策。

Img_4231

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2012.07.10

Singing the Dogstar Blues


Singing the Dogstar Blues
(57,950語 YL:8.0)

「新歴史学センター」の学生であるJossは、成績優秀者として「タイムトラベラー」の候補生として選出された。センターはChoria星人のMavkelを「留学生」として招いており、MavkelのパートナーとしてJossが指名された。珍しい異星人がパートナーになったことで、少しばかりの注目を集めたJossであったが、同時に危険を招くことになる。そして、彼らがタイムトラベルの結末に見つけたものは…?

オーストラリアのタイムトラベル学校を舞台にしたSF作品です。宇宙人とタイムトラベルという組み合わせは一見面白そうですが、この作品ではちょっと消化不良の感が否めません。主役であるJossのパートナーをわざわざ宇宙人にしなくても、物語は十分成立するような気がします。物語が全般的に冗長な感じがしますし、オチも少しありきたりな感じがします。

B級を超えてちょっとC級SFっぽい作品です。

評価:★★

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2012.07.03

争うは本意ならねど


争うは本意ならねど

Jリーグからドーピング規定違反という裁定を下されながらも、自身の潔白を証明するために戦った我那覇選手と、彼の戦いを支えた人達の物語です。

Jリーグの各チームのドクター達は、後藤ドクターが我那覇選手に行った点滴が、ドーピング行為に当たらないことを主張し、戦います。「医師達が自分たちの権力や地位のために戦っている」と揶揄する人もいましたが、彼らの考えはただただ「正しい治療によって選手を守りたい」というプレイヤーズファーストの精神、そして「無実の選手が罰せられるのは間違っている」というフェアプレーの精神でした。そのために多くの時間や莫大な費用を費やした彼らの努力には本当に頭が下がります。

一方でドーピングコントロール委員会の青木委員長をはじめとするJリーグ側の人達の考えは「マスコミが騒いだからあとには引けない」「騒ぎを大きくするな」「もう終わったことだから、過去のことは変えない」などと言った保身や事なかれ主義に満ちていました。彼らに少しでも「プレイヤーズファースト」の精神があったら、体調不良で苦しむ選手に現場の判断で治療ができなくなるようなローカルルールの策定などはしなかったのではないかと思います。

あらゆる情報源から情報を収集し、事件の真相を徹底的に追及するという、著者の木村氏の取材力にはいつもながら本当に驚かされます。ただ、事件の中心人物である青木委員長がインタビューを受諾しなかったのは本当に残念だったでしょうね。木村氏の考えでは、青木委員長が我那覇選手を誤った規定によって「故意に」ドーピング違反と裁定した疑惑が残っているので。

ドクター達や選手会、サポーター、沖縄の人達など、多くの人が我那覇選手を助けるために立ち上がりますが、そこにはやはり我那覇選手の人柄に対する絶対的な信頼がありますね。彼だから多くの人が支えてくれたのだと思います。

我那覇選手がCAS(スポーツ仲裁裁判所)の聴聞会で行ったスピーチを読んだ時は、思わず体が震えました。

"I devoted my whole life to football and I have never done anything to betray it."

サッカーに全てを捧げ、それを裏切るようなことは絶対にしなかった我那覇選手。そんな我那覇選手がJリーグから糾弾され、サッカーに裏切られそうになった時、多くの人が救いの手を差し伸べたのは必然だったのかもしれません。

サッカーを愛する全ての人に読んで欲しい一冊です。

評価:★★★★★

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2012.07.02

ウミガメと泳ぐ

先日ハワイでダイビングをしたときの写真ができました。

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でかいぞ!ウミガメ!

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たくさんいるぞ!ウミガメ!

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もちろん泳ぐぞ!ウミガメ!

使い捨てカメラなので、さすがに最新デジカメと同じ画質というわけにはいきませんが、それでもハワイの海での思い出を画像に残しておけるというのは、嬉しいことです。

くそう、水中デジカメも欲しくなってきたぜ。しばらく海に行く予定なんかないのに(笑)。

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