なでしこのおしえ
ロンドンオリンピックのサッカーでは男女共に決勝トーナメント進出を決めましたね。どちらもこのままメダルに向かって頑張って欲しいです。
で、「なでしこのおしえ」ですが、この本には「なでしこ」達が我々に教えてくれる教訓が載っています。載っているのは「最後まであきらめない」とか「自分のことは自分でやる」とか、少し間違うと小学生の夏休みの目標みたいな感じの、ごくありきたりなものが多いです。でも、それらを鼻で笑うのは簡単ですが、自身を振り返ってみると普段自分がいかに安易な道に流されているかに気付かされます。逆境の中でもひたむきにボールを追い続けてきたなでしこ達の姿にこれらの言葉が重なると、すごい重みを感じます。
ちなみに「なでしこのおしえ」には載っていませんが、以前テレビで見た、澤選手が他の選手に言ったという一言がとても強烈で、今でも覚えています。
「苦しくなったら、私の背中を見なさい」
苦しい時には自分が誰よりもたくさん走り、その姿を見せることで仲間を鼓舞する澤選手のキャプテンとしての姿勢は、本当に素晴らしいと思います。
今回のオリンピックでも、結果はどうであれ悔いのない戦いをして欲しいと思います。でもやっぱり金メダルを獲った時の満面の笑顔を期待してしまうのですが(笑)。
評価:★★★★
| 固定リンク
« The Lake of Tears (再読)
(Deltora Quest: Vol.2) |
トップページ
| The Body in the Library
(Miss Marple Mysteries) »









英検DSトレーニング 




コメント