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2012.10.31

日本版Kindleの洋書の値段 (その2)

性懲りもなく日本版Kindleの洋書の価格についてです。CNETに以下のようなタイトルの記事が掲載されていました。

「Kindle価格の謎を解く--ジョブズの伝記はなぜ値上がりし、また値下がりしたのか」

上記の記事を読んで、複数の国で発売される電子書籍の価格決定には様々な要素がからんでいることを知りました。

要点としては、以下のような感じでしょうか。

  • 価格は変動する:日本では電子書籍は再販制度の対象ではないので、常に定価で販売されるとは限らない。
  • 価格決定権は契約で決まる:Amazonで販売される電子書籍の価格決定権は、契約によりAmazon側にある場合と出版社側にある場合がある。
  • Amazonは常に国内最安値:該当国において、ある書籍(紙、電子書籍問わず)がAmazonの電子書籍の価格よりも安く売られていた場合は、Amazonも販売価格を最安値と同額にすることができる契約があるようだ(推測)。

なかなか複雑なのですが、とりあえず今後も電子書籍の価格は様々な要因で変動すると考えた方がよさそうですね。そして、もし価格変動があったとしても、ある一時点においてはAmazonが常に最安値になるという契約があるとしたら、Amazonの電子書籍リーダーを選ぶというのは悪くない選択なのかもしれません。

実際、自分が価格調査した範囲でも、たった数日のうちにいろいろ変動がありました。以下は、10月27日と10月31日に価格の変動を調べた結果です。

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(1) Prodigal Son (Dean Koontz's Frankenstein, Book 1)
792円 → 620円 (-172円)

(2) The Lord of the Rings
1670円 → 1413円 (-257円)

(3) Steve Jobs
1748円 → 1546円 (-202円)
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「Kindleの購入は見送る」と言ったばかりですが、少しグラグラ来ている自分でありました(笑)。

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2012.10.28

Killers of the Dawn
(The Saga of Darren Shan #9) (再読)


Allies of the Night
(40,000語 YL:5.5)

The Saga of Darren Shanの第9巻を再読しました。Darren達が人間達に追われる身になるというのは新しい展開ですね。しかし、ラストは何回読んでも悲しいですねぇ。「このシリーズの中で、一番辛く悲しい作品は?」と言われたら、自分も含めて多くのダレン・ファンがこの作品を挙げるのではないかと思います。でも、この巻での出来事によって、プリンスであるDarrenに「本当の自立」が迫られることにより、さらなるVampanezeとの戦いへと加速していき、物語も終盤に向かって面白くなっていきますね。

もちろん、一ファンとしては、大きな存在感を示しながらも、道半ばで散っていった「彼」の活躍をもっと見ていたかったと思います。

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2012.10.27

日本版Kindleの購入は見送ります。

日本版Kindleストアオープンに伴い、洋書の値上が行われたという情報があったので、自分がこれまでKindleで買ってきた洋書がどれくらい値上げになったのか調べてみました。なお、以下では$1=80円として換算しております。現在価格は2012年10月27日の調査結果です。

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(1) The Complete, Illustrated Alice in Wonderland & Through the Looking-Glass
購入時期:2010年10月
購入価格:$3.99 (319.2円)
現在価格:200円
値上げ幅: -119.2円

(2) Prodigal Son (Dean Koontz's Frankenstein, Book 1)
購入時期:2010年10月
購入価格:$8.72 (697.6円)
現在価格:792円
値上げ幅:94.4円

(3) Molly Moon Stops the World
購入時期:2011年1月
購入価格:$7.59 (607.2円)
現在価格:661円
値上げ幅:53.8円

(4) The Lord of the Rings
購入時期:2011年3月
購入価格:$11.78 (942.4円)
現在価格:1670円
値上げ幅:727.6円

(5) Steve Jobs
購入時期:2011年11月
購入価格:$11.99 (959.2円)
現在価格:1748円
値上げ幅:788.8円
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値下げしている作品もあれば、8割以上値上げしている作品もあります。ただ、1,000円以内で購入できていた本が、いきなり1,500円以上になるのはさすがにつらいですね。

というわけで、これからはKindleよりも図書館にお世話になる機会が増えそうなので、新しいKindle Paperwhiteの購入はしばらく様子見ということにしようと思います。フロントライトは確かに魅力的なのですが、現時点で既にKindleを1台持ってますし、iPadのアプリもあります。また、和書をKindleで読みたいという欲求があまり無いので、現時点で日本版Kindleを無理に買う必要はないと判断しました。

新しいKindleを買うのは、Kindleで読みたい本がお手頃な価格でたくさん出てくるのを待ってからでも遅くはないですね。

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2012.10.25

日本版Kindleの洋書の値段

日本版Kindleストアオープンに伴い、洋書の値段が上がったという情報がありました。

というわけで、実際どれくらいの値段なのか見てみました。対象は主に児童書やペーパーバックなどです。
(以下、2012年10月25日に確認)

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(1) And Then There Were None (Agatha Christie)
紙版(マスマーケット):513円
Kindle版:487円

(2) The Sky Is Falling (Sidney Sheldon)
紙版(マスマーケット):773円
Kindle版:1,053円

(3) A Series of Unfortunate Events #1: The Bad Beginning(Lemony Snicket)
紙版(ペーパーバック):685円
Kindle版:475円

(4) Cirque du Freak :The Saga of Darren Shan No.1 (Darren Shan)
紙版(ペーパーバック):898円
Kindle版:608円

(5) Holes (Louis Sachar)
紙版(ペーパーバック):513円
Kindle版:462円
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"The Sky Is Falling"以外は、紙よりもKindleの方が安いですね。値上げ前がどのくらいの値段だったのかは知らないのですが、一般的な児童書やペーパーバックが500円~600円くらいなら、個人的には許容範囲かなぁ、と思っています。

単価の高い技術書などに比べて、安い本は価格上昇の影響が小さいのかな。もう少しいろいろ情報を集めてみよう。

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2012.10.24

日本版Kindleがついに発売!

とうとう、日本版Kindleの発売が決定しましたね!既存Kindleユーザの1人としても嬉しい限りです。

Kindle FireとかFire HDとかいろいろあるけど、自分はやっぱりPaperwhite (もしくはPaperwhite 3G)が欲しいですねえ。自分がKindleを実際に使って感じていた最大の弱点は「画面が暗いこと」でした。最近は節電の影響などで、電車の中などでも十分な光量が得られない場合もありますし、寝そべって読むのが難しいです。これがフロントライトによって解消されると、まさに「最強のゴロ寝読書端末」の誕生ですね!iPadなんかでゴロ寝読書をしようと思ったら、重たすぎるので上腕二頭筋をマッスルに鍛えなければなりません。

「今までamazon.comで買った書籍も読めるのかなー」と思っていたら、ITProのニュースに以下のような米アマゾンKindle担当者コメントが載っていました。

Amazon.comとAmazon.co.jpのアカウントを紐付ける仕組みを提供するので、Amazon.comで買っていたコンテンツを新しいKindleに引き継いで利用することは可能だ。購入済みのコンテンツが無駄になることはない。

なんと素晴らしい(涙)。あとは日本版Kindleで洋書がきちんと購入できることが確認できれば、Amazon.co.jpで予約ボタンをポチッと押すだけですな。楽しみ楽しみ~♪

今週はiPad miniも発表されるわ、Windows8も発売されるわで、IT関連業界は賑やかですね。当事者の人達は食うか食われるかという状況なので、大変でしょうけどね(笑)。

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2012.10.23

The Search


The Search
(74,000語 YL:7.0)

救助犬のMontyとともに数々の災害現場で人命救助活動を行うSara。彼女は大富豪のLoganから依頼を受ける。Loganに恨みを持つRudzakが、Loganの研究所を襲って研究員を誘拐したため、その研究員を救い出して欲しいという。Loganの強引なやり方に反発するSaraであったが、彼とともに行動するうちに、次第にSaraの気持ちに変化が現れる。しかし、そんな彼らを待ち受けていたのは、Rudzakの残忍な復讐劇だった…。

人命救助の専門家Saraが主人公のサスペンスです。とは言っても、物語はRudzakのLoganに対する復讐を中心に回っていくので、Sara自身がちょっと蚊帳の外みたいな感じになる部分もあって、少し消化不良の感もあります。その他は、「見えない敵」に怯える恐怖といったサスペンスや、LoganとSaraのロマンスなんかもあって、山場もいろいろあってそれなりに盛り上がりのある展開です。

シリーズものの途中の作品だと知らずに読み始めてしまったので、ちょっと感情移入しにくかったです。やっぱりこれまでの登場人物のやりとりを知っていた方が、もっと楽しめるでしょうね。

評価:★★★

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2012.10.22

One Piece (Vol.9)


One Piece (Vol.9)
(8,600語 YL:4.5)

魚人Arlongに母親を殺されながらも、Namiが彼の手下として働いていたのは、お金を貯めてArlongから自分の村を買い戻し、平和を取り戻すためだった。しかし、その計画もArlongの策略によって潰されてしまう。万策尽きて助けを求めたNamiのために、Luffy達が立ち上がる…!

One Pieceの第9巻です。どんなにつらい時でも、笑顔で涙を見せずに一人で戦ってきたNamiが、Luffyに助けを求めるシーンはちょっとグッとくるものがありますね。でも、ずる賢いNamiが、村人の惨殺も厭わない残忍なArlongが約束を守ると信じて疑わなかったのはちょっと甘いような気がしますけど。

展開としてはちょっとマンネリ気味の水戸黄門パターンですね。黄門様(Luffy)が助さん格さん(Zolo、Sanji)、うっかり八兵衛(Usopp)とともに悪党に虐げられた村人を助けるために戦うといういつものやつです。「控えおろう!この麦わら帽子が目に入らぬかぁ!」なんつって(笑)。

評価:★★★

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2012.10.09

Allies of the Night
(The Saga of Darren Shan #8) (再読)


Allies of the Night
(39,000語 YL:5.5)

The Saga of Darren Shanの第8巻を再読しました。Vampanezeとの戦いの真っ只中にいるDarrenが、突然学校に通うはめになるという設定がちょっとコミカルですね。その後はいろいろ懐かしいキャラクターも出てきてちょっとした同窓会状態(笑)。Crepsleyさんが「字が読めない」という意外な弱点を露呈するなどのエピソードもあり。物語的にはちょっと尻切れトンボな感じがしますが、次の巻で一区切りつくのでよしとしましょう。

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2012.10.08

One Piece (Vol.8)


One Piece (Vol.8)
(5,200語 YL:4.0)

死闘の末にDon Kriegを倒したLuffy達は、姿を消したNamiを探しに出る。一足先にNamiに追いついたZoloが見つけたのは、村人の搾取と殺戮を繰り返す残忍な魚人Arlongと、彼の忠実な手下として働く冷徹なNamiであった。果たして、彼女の真の目的は…?

One Pieceの第8巻です。Kriegとの戦いが終わり、Sanjiのエピソードの次はエピソード・Namiの番ですね。実は大悪党の手下として働いていたとはなかなか衝撃的な展開ですが、Namiが根っからの悪党ではないことを示す場面もいくつかあって読者を安心させてくれます。

それにしても、全身鋼鉄武装のDon Kriegを倒して、次の敵は人間じゃなくて魚人と来ましたか。このあたりでだんだん敵キャラ戦闘能力のインフレが始まっているような気がしますな(笑)。

評価:★★★★

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2012.10.07

One Piece (Vol.7)


One Piece (Vol.7)
(9,300語 YL:4.0)

洋上レストランBaratieはDon Kriegの海賊船団との全面対決に突入。RuffyとSanji達は残忍なGinや全身を盾で固めた"Invincible Pearl"、そしてDon Kriegと戦うが、Baratieの料理長Zeffを人質に取られ、成す術が無くなってしまう。そこで明らかになったのは、常に反目し合っていたZeffとSanjiの以外な絆だった…。

One Pieceの第7巻です。Ruffy対Krieg、Sanji対Ginという2つの戦いが同時に進行しますが、今回の主役はやっぱりZeffとSanjiですね。彼ら二人の親子のような、親友のような、それでいてそれを素直に表現できない不器用な関係が描かれています。格好悪くても、誰に何と言われようとも、大切なものを守りたいという思いは、このマンガに共通のテーマになってますね。ちょっとくどいようにも思いますが、その「格好悪さ」が格好良く見えるところが何とも言えずいい感じです。

しかしPearlさんは意外に弱かったな。Invincibleの名が泣くぞ(笑)。

評価:★★★★

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2012.10.02

2,100万語通過しました!!

John Grishamの"The Appeal"で多読2,100万語を通過しましたので、経過報告させて頂きます。

続きを読む "2,100万語通過しました!!"

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2012.10.01

The Appeal


The Appeal
(120,000語 YL:7.5)

ミシシッピの裁判所で1つの判決が出た。有害な物質で水を汚染し続けた化学会社Krane Chemicalは、その水を飲み続けた夫と子供を癌で亡くした原告Jeannetteに対して、4,100万ドルを支払うこと。Krane社は即座に上告。裁判は最高裁の判事達に委ねらることになった。さらに、Krane社は大企業に有利な裁定を下す判事を最高裁に送り込むため、莫大な費用を投じたキャンペーンを展開する…。

John Grishamによる、1つの裁判を巡るドラマです。「弱い立場の原告&ジリ貧弁護士夫妻」対「有害物質垂れ流し悪徳金持ち企業」という非常に分かりやすい対決の構図ですが、裁判に勝つためには法廷で応酬をするだけではなく、「自分に有利な判事を選挙で当選させる」という法廷外の戦いにも勝たなければいけないという部分が新鮮ですね。さらに、同性婚、死刑の是非、銃規制など化学会社の裁判とは全く関係の無い部分で選挙を繰り広げ、陰謀が明るみに出ないようにしています。30秒のテレビコマーシャルなどで印象を決めてしまう我々一般市民の怖さみたいなものも感じられます。

物語の展開としてはすごく面白かったのですが、オチがちょっといただけないような気がします。「ジリ貧原告弁護士が絶対絶命の窮地に陥るが、最後の最後でどんでん返しで大逆転!」みたいな、ある意味予定調和的な終わり方ではないのですが、娯楽小説としては、非常に後味の悪い作品のように思います。

評価:★★★

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